過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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785:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/27(火) 23:36:15.85 ID:a7cfjtbJ0
最近るい智にはまって最初から読んでやっと追いついた
4年も続けるモチベーションが凄いな
全員攻略まで応援してます!


786:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 01:59:48.41 ID:nqwZCJBqo
 ■二十四日目 水曜日■


智「っ……う、ん…………」

以下略



787:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 02:14:31.41 ID:nqwZCJBqo
智「何、これ」

 僕が首をぐっ、と引っ張ると鎖も答えるように金属音を鳴らして動く。
 現実逃避したくなるほど実感のない今の状態は、さながら脱出ゲームのスタート時のようだった。
 しかしながら、現実はそう甘くない。
以下略



788:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 02:34:00.86 ID:nqwZCJBqo
 深呼吸をして、心を再び落ち着かせる。
 推理小説で有名な、推理に必要な要素は三つある。
 即ち、フーダニット(誰が)、ハウダニット(どうやって)、ホワイダニット(なんで)犯行を行ったのか、ということ。
 その内のどうやって、は保留だ。
 次は、誰が、を推理するべきだろう。
以下略



789:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:09:44.83 ID:nqwZCJBqo
 緊張が走る。
 今の僕は、抗う術はない。
 手足が開放されている分まだ抵抗はできるけれど、今入ってくる相手が首輪の鍵を持っていなかったらどうしようもなくなる。
 つまり僕は、相手が何をしてこようと反撃できないというわけだ。

以下略



790:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:24:54.28 ID:nqwZCJBqo
 昨日、学校で僕の眼覚めた時。
 教室には誰もいなかった。
 誰もいなかったはずだ。 それなのに、どうして。
 どうして、宮は、そのことを知っているの?

以下略



791:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:54:45.77 ID:nqwZCJBqo
 宮和が一歩、僕に踏み出す。
 僕は腰を引いて、下がる。
 じゃり、と。 僕の手にベッドの上に転がる鎖が絡みついた。

 宮和は前かがみになり、僕に視点を合わせた。
以下略



792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 04:13:53.21 ID:nqwZCJBqo
 至近距離で、僕は感情に溢れる宮和を見ていた。
 宮和の独白は続く。
 僕を見ていない眼をこちらへと向けて、言い訳をするかのように紡ぐ。

宮和「辛くて、苦しくて、悲しくて……和久津さまがいないことが、それほどに生き地獄で」
以下略



793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 04:15:18.68 ID:nqwZCJBqo
 宮和Bad END:『二人きりの完全』


794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 04:20:45.45 ID:nqwZCJBqo
 二十四日目終了

 皆元るい  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 花城花鶏  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 鳴滝こより ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以下略



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