過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/04(木) 00:56:40.95 ID:u5pkzvaDO
来たか


225:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 00:59:24.44 ID:j7VuUcVn0
女騎士「さっきまで傭兵は無茶してきたんだしさ。今回はボクに任せてよ」

女騎士「さっきだって大分辛そうだったし」

女騎士「今だってたぶん、立って普通に喋って大丈夫そうに振舞うのがやっとだよね? 無理してないで、姫さんを守るのは傭兵がやってよ」
以下略



226:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:04:01.00 ID:j7VuUcVn0
傭兵「俺は傭兵だ。所詮金での雇われ身分」

傭兵「そうあっさり信用しちゃいけないんだよ」


以下略



227:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:05:38.03 ID:j7VuUcVn0
 誰ともなしに呟いてすぐ、腰に差していた中剣を引き抜き、左側にいる気配目掛けて投擲する。

 ガサりと葉を揺らし、その攻撃は避けられてしまう。


以下略



228:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:07:41.02 ID:j7VuUcVn0
 おそらく少しばかり前進したのは、俺自身を直接爆発させるため。


 距離が離れていると、それだけ集中力と魔力が必要になる。

以下略



229:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:08:38.52 ID:j7VuUcVn0
 二方向から飛んできた短剣。

 その全てを、その場からほとんど動くことなく躱す。


以下略



230:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:12:00.53 ID:j7VuUcVn0
 だから俺は、相手の誘いにあえて乗ってやる。


 相手が何もしてこないのは、俺にまだ位置を知られていないと思い込んでいるから。

以下略



231:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:19:12.66 ID:j7VuUcVn0
 対し俺は、タン、と足を慣らして簡易魔法を発動。

 地面から自分の周りに高圧の水を壁のように吹き上げさせ、飛んできた四つのナイフを上空へと弾き上げる。


以下略



232:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:20:25.56 ID:j7VuUcVn0
 本来、包囲攻撃となるとそうなる前に逃げ出そうとするか、そうなったとしても抜け出そうとするものだ。

 一人を先に倒すなり、僅かな隙間を見つけ出してそこへ移動するなりして。


以下略



233:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/04(木) 01:21:19.92 ID:j7VuUcVn0
 魔物相手に編み出したそれは、人間相手にも十二分に通じるものだった。

 いや、魔物のように本能的に効率的な攻撃を行った結果連携となっているのに対し、人間は的確な思考の元連携を行っているのだから、尚のこと簡単だった。


以下略



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