過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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◆smf.0Bn91U
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2013/04/24(水) 19:39:28.25 ID:NnRn9fZG0
女騎士「というわけで、事情はこの子に教えてやってくれ」
女騎士「休みの日でお忍びとは言え王女を連れてきたんだ。ボクは外を見張ってるよ」
女騎士「ここは正直、あまり治安のいい場所では無いからね」
以下略
509
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:41:42.75 ID:NnRn9fZG0
傭兵「それで、どうして来たんですか?」
姫「生徒が、やってこない先生を心配したらいけませんか?」
以下略
510
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1
◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:43:42.28 ID:NnRn9fZG0
傭兵「……俺が嘘を吐いているとは?」
姫「傭兵さまが相手の時は、わたくしにとって都合の良いことは裏があるかもと疑わないようにしてします」
以下略
511
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:46:32.03 ID:NnRn9fZG0
姫「それは……どういうことですか?」
傭兵「そのままの意味ですよ」
以下略
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:49:44.75 ID:NnRn9fZG0
姫「そんな……どうして!? どうして傭兵さまが不幸で無いといけないんですかっ!?」
姫「いえそれよりも……そんなことをしてくる輩は誰なのですかっ!?」
姫「なんならわたくしと女騎士さんの二人でその人を倒してしまえば……それで……!」
以下略
513
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1
◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:54:49.94 ID:NnRn9fZG0
姫「そんな……! 昔の仲間だった人が……っ!?」
傭兵「ま、理由は分かってますよ。俺自身のことですから」
以下略
514
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1
◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:57:41.63 ID:NnRn9fZG0
傭兵「……教会でも、基本的に加護を取り消すことは出来ない」
傭兵「だがそうした事情があった場合のみ、二度と復活の儀を行わないよう約束してもらうことは出来る」
傭兵「加護契約書を破り捨て、他の教会での復活をさせないようにし……その教会に転送されてきた死体に対し、蘇りの魔法をかけないようにしてくれることがね」
以下略
515
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 19:59:40.09 ID:NnRn9fZG0
傭兵「だから俺は、不幸でないといけない」
傭兵「それがアイツの望みだから」
傭兵「俺が不幸で、何度も死んで、それをアイツが蘇らせる」
以下略
516
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 20:01:54.43 ID:NnRn9fZG0
傭兵「ソレを殺すんだ……だったら、代わりのものを用意するのは、幼馴染として当たり前だ」
傭兵「ならどうしてやれるのか? ……俺が考え付くのは、これしかなかった」
傭兵「俺の不幸で惨めで苦しんでいる姿を、見せ続けてやることしかな」
以下略
517
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◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 20:03:21.04 ID:NnRn9fZG0
傭兵「信用し、信頼しているからこそ、あの子は俺に殺すのを頼んできて……」
傭兵「信用し、信頼されているからこそ、俺はあの子を殺さないといけないと思った」
以下略
518
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1
◆smf.0Bn91U
[saga]
2013/04/24(水) 20:04:17.69 ID:NnRn9fZG0
その時わたくしは、なんとなく、傭兵さまが言っていた「子供を守り助けるのが大人の役目だ」の言葉の裏側が、見えた気がしました。
コレは正に、茨の道。
以下略
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