過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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592:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:19:38.29 ID:LQztpkmP0
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっ!!!!!!!!!!」

 上がりそうになった悲鳴を噛み殺す。

 唇を閉ざし必死に堪える。
以下略



593:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:22:46.56 ID:LQztpkmP0
 たぶん、魔法を使うのにダメージを受けない身体だったなら、目測よりも武器の射程を長くして、相手を翻弄する戦いをしたのだろう。

 その使い方こそ、あの魔法の正しい使い方だったに違いない。


以下略



594:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:26:14.63 ID:LQztpkmP0
神官「……なんで、止めたんだ……?」

神官「そのまま一突きすりゃ、俺を殺せただろ?」


以下略



595:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:27:43.91 ID:LQztpkmP0
神官「俺を殺して、傭兵を匿うつもりじゃなかったのか?」


女騎士「そんなつもりはないよ」

以下略



596:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:29:38.06 ID:LQztpkmP0
ギィ…

ガラガラガラ…


以下略



597:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:31:56.99 ID:LQztpkmP0
姫「ですが本当は……こんな脅しみたいな方法、取りたくありませんでしたけれどね」

姫「あなたとは、話し合いで解決できると思っていますので」


以下略



598:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:34:26.49 ID:LQztpkmP0
姫「傭兵さまは昔から、自分が本当に信頼されないように振舞ってきました」

姫「それは確かに、幸福から逃げているように見えるでしょう」

姫「ですが傭兵さまは、信頼されていたからこそ、お仲間を殺すことになってしまったのでしょう?」
以下略



599:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:36:16.36 ID:LQztpkmP0
神官「お前……何を、言ってるんだ……?」


姫「何を? そうですね……スカウト、ですかね」

以下略



600:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:38:43.55 ID:LQztpkmP0
姫「……傭兵さまのことを好きなヤツが、傭兵さまをさらに不幸にするようなことを提案をするのはおかしい……」

姫「そう、言いたいのでしょう? 神官さまは」


以下略



601:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:40:13.07 ID:LQztpkmP0
姫「ですがわたくしと一緒で、年数が経って、ふと気付いたのではないですか?」

姫「彼は自分のために不幸のフリを続けてくれている、と」

姫「そして、彼が避けている本当の不幸にも気付いて……今まで救ってもらった恩に報いるためにも、その不幸から遠ざけてやらないと、と」
以下略



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