210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:23:21.27 ID:ytG+U1LXo
冷たい空気を吸い込み気持ちを入れ替える
今ではすっかり耳に焼きついたメロディが流れ始める
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:24:34.89 ID:ytG+U1LXo
凍える冬の寒さに負けないよう力強く歌う
静かな曲のせいか、ファンの歓声は聞こえない
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:25:36.06 ID:ytG+U1LXo
あの日、アイドルに憧れていた少女は
今のアタシを見てどう思うだろうか?
素敵なアイドルだと思ってくれるかな?
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:26:19.03 ID:ytG+U1LXo
歌おう
アタシの事を応援してくれている友達のために
214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:26:57.90 ID:ytG+U1LXo
曲が終わる
スッ……とアタシはマイクを下ろす
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:27:39.48 ID:ytG+U1LXo
ワァァァァァァ!!!
「!?」
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:28:15.15 ID:ytG+U1LXo
慌てて舞台裏に居るPさんの方を振り返る
すると、Pさんは笑顔でお客さんの方を指さしていた
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:29:49.61 ID:ytG+U1LXo
「お帰り、素晴らしいステージだったよ忍!」
「忍ちん! 良かったじゃん!」
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:30:55.21 ID:ytG+U1LXo
「Pさん……」
「どうしたんだ?」
219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:36:09.94 ID:ytG+U1LXo
まだライブが続いている会場
アタシはPさんと二人で
会場から少し離れた自動販売機前で休憩していた
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/14(日) 01:38:45.69 ID:ytG+U1LXo
「そういえば初めて会った時もこんな風にお喋りしてたね」
「確かにそうだな、あの時は本当に偶然だったけどな」
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