過去ログ - 美希・雪歩「レディー!」
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:49:43.19 ID:7LnCOhGJ0
「政治家みてぇな事を抜かしやがって」
 雪歩の父は、鼻を鳴らした。
「なら、あなたは今日ここへ何をしに来たのだ。
 娘を連れ戻すでもないのなら、わざわざ自分の決意表明を俺に聞かせにきたのか?」

以下略



166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:51:06.67 ID:7LnCOhGJ0
「―――確かに渡しておく。
 確認をするが、あなたは雪歩がアイドルを続けなくとも構わない、それで良いのか?」

「はい。ですが――」
 そう言いかけて、律子は笑みを浮かべた。
以下略



167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:54:12.44 ID:7LnCOhGJ0
「しかし、時にそれ以上のものを感じさせるほどの頑張りを、あの子は見せていました。
 私達が心配になるほど、ずっと遅くまで練習をしたり、見えない努力を重ねてきました」
 雪歩の父は頷いた。
「それは知っている」

以下略



168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:56:34.29 ID:7LnCOhGJ0
 若頭が先導し、三人は縁側を少し歩き、先ほど通った庭園まで戻った。

「あれは何だと思う」
 雪歩の父は、庭園の隅に立っている離れを指差し、律子に尋ねた。
 唐突に聞かれたため、律子は何のことやら見当もつかず、首を捻った。
以下略



169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:58:28.13 ID:7LnCOhGJ0
 雪歩の父は、鼻を鳴らした。
 今度は、笑みが混じっているように思えた。

「確かに、あなたの言う通り、子供というのは親の思うように育たないのが常のようだな」
 そう言った後、雪歩の父は表情を改めて続けた。
以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 03:00:19.14 ID:7LnCOhGJ0
 プロデューサーが、血溜まりの中にうつ伏せで倒れている。
 その横で、美希がまっすぐにこちらを見上げている。

 美希の顔には少し影がかかっており、表情は分からない。
 しかし、明らかに階段を上った先―――踊り場にいる自分を睨み上げている。
以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 03:01:58.69 ID:7LnCOhGJ0
「―――雪歩――――雪歩、開けてもらえる?」
 母が呼ぶ声がして、雪歩は目を覚ました。
 部屋のドアを、コンコンと叩く音も聞こえる。
 日は沈んでいた。

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 03:04:15.14 ID:7LnCOhGJ0
雪歩へ

 元気? ミキは元気だよ!

 あまりこういうことは書くなって律子さんには言われてるんだけど、やっぱり書くね。
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 03:06:46.56 ID:7LnCOhGJ0
☆ MERRY CHRISTMAS & HAPPY BIRTHDAY !! ☆

雪歩の頑張り屋さんっぷりは本当にすごいと思います。
今度ケーキ持って行くね! 題字書いたのは天海春香です!  のヮの ←はるるん

以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 03:08:14.47 ID:7LnCOhGJ0
我ながら上手に描けたのでは、って思います。
もちろん、ホンモノの可愛さには到底及びませんけども! 音無 小鳥 <ピヨ

自分が何をしたいのか、という気持ちを常に大事にしてほしい。
だが、今までの努力が君を裏切ることは決して無い。
以下略



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