過去ログ - 魔王「正義について問う」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:33:01.06 ID:68WYh37U0
投石<ドガッ

勇者「!」

魔法使「わ、なんですか?」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:37:11.78 ID:68WYh37U0




人々<グジュグジュ…
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:42:41.74 ID:68WYh37U0
男の子「しにたく、ない……」

魔法使「弟に……そっくり……」

男の子「たすけ……」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:48:27.04 ID:68WYh37U0

――――――
――――
――

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:53:48.15 ID:68WYh37U0
誰かがいた。

暗い、暗い場所だったが、勇者はその容姿を識別できた。

勇者よりもやや幼い少年だった。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/25(月) 21:50:21.77 ID:LMVoKsRAO
ここで冒頭に戻るわけか('-ω-)


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:45:07.10 ID:68WYh37U0
勇者「……墓だと?」

魔王「今まで死んだ全ての人間のお墓だよ。
君のお父さんとお母さんのお墓もあるよ」

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:46:30.71 ID:68WYh37U0
勇者「わけが分からないな」

魔王「君の正義は何だい?」

勇者「魔物を滅ぼすことに決まってるだろ。その為に生きてきた」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:48:54.14 ID:68WYh37U0
勇者「これ以上くだらない議論を交わすつもりはない」スラッ

魔王「くだらなくなんてないよ。だって君は正義を貫けなかったでしょ?」

勇者「……っ」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:50:08.43 ID:68WYh37U0
勇者(……くそっ、聞く耳を持たないで斬り殺せばいいだろっ。それだけなのに、なぜできない……?)

魔王「君が、自分の正義を疑ってしまったからだよ」

勇者「っ!?」
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:53:43.64 ID:68WYh37U0
勇者「何が言いたい」

魔王「死者が現れるまで人間たちは人間たちで殺しまくってたってことさ。万人の万人に対する闘争ってね。
でもでも、死者が現れてからはかなり無くなった。
そりゃ、人類の敵に見えるだろうしさ。実際はちょっと先の自分たちに過ぎないのにね」
以下略



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