過去ログ - フィアンマ「許されるのなら、もう一度だけ」
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6: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 00:50:04.53 ID:/fMxNpIV0

右肩の断面が、ジクジクと痛む。
冷えて凍っているが故に、出血はしていないようだ。
金髪の青年に背負われ、ぼんやりと思考する。
独り言を漏らしたところで、誰にも責められはしないだろう。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/28(木) 00:50:14.69 ID:fKFMNHh80




8: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 00:50:29.94 ID:/fMxNpIV0

疲労と憂鬱とに、フィアンマは目を閉じた。
そうして、瞼の裏側で、泣いていた。
生涯でただ一度手を差し伸べてくれた少年の死を、嘆きながら。



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/28(木) 00:50:39.28 ID:fKFMNHh80




10: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 00:50:55.18 ID:/fMxNpIV0


七月十九日。
右方のフィアンマは、水中で目を覚ました。
状況がわからず、困惑しながらも上がる。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/28(木) 00:51:03.98 ID:fKFMNHh80




12: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 00:51:24.98 ID:/fMxNpIV0

そうこうしていると、後方のアックアと目が合った。
彼は敵意などを一切見せず、むしろ不可解そうにフィアンマを見やり。

「今日は休日だと聞いていたが、緊急の予定でも出来たのであるか」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/28(木) 00:51:34.95 ID:fKFMNHh80




14: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !桜_res]
2013/03/28(木) 00:52:17.51 ID:/fMxNpIV0



やり直す、チャンスを。



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/28(木) 00:52:30.43 ID:fKFMNHh80




16: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 00:53:18.15 ID:/fMxNpIV0

今回はここまで。
地の文オンリーで、割とすぐ終わります。



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