32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:15:22.06 ID:tN8KD8CIo
「フフ、調子に乗ってるわねー」
「同学年ですけど、麻雀歴は優希の方がずっと長いですから。きっと先輩気分を味わってるんですよ」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:15:50.71 ID:tN8KD8CIo
「うんうん。結果に結びつくかつかないかは関係なしに、地道な努力は大切よね。だいたいは無駄になるけど」
「人生って厳しいですね」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:16:58.48 ID:tN8KD8CIo
「なんだって経験よ。須賀君にはまず麻雀がどんなゲームか、身をもって体験してもらいます！」
「あ、あの部長、いくらなんでも無茶ぶりしすぎですって。勝てるわけないじゃないですか」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:17:39.72 ID:tN8KD8CIo
きっぱりと断言して一呼吸置いた後、でもね、と久は続けた。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:18:30.36 ID:tN8KD8CIo
「ここにいるみんなも、最初は須賀君と同じど素人の状態から始めて……そういう場面を何回も見て、体験して上手くなってきたんだから。負けて君のことを馬鹿にするような子はいないし、胸を借りるつもりで、ね？」
「…………部長」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:18:58.36 ID:tN8KD8CIo
ガタガタと、部室の隅に置いてある丸椅子を自動卓の近くに運びながら優希が笑う。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:20:41.63 ID:tN8KD8CIo
「これが麻雀牌か……。意外とツルツルしてるし、ひんやりしてて気持ちいいかも」
「わかります。夏場、牌をツモる時とか、ほんの少しだけ暑さが和らぐような気がしますね」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/05(金) 18:21:14.28 ID:tN8KD8CIo
ぎこちない手つきで京太郎が牌を並べていく。
丁度その時だ、久がニコリと微笑みながら告げたのは。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/05(金) 20:42:22.49 ID:ZAb1GR76o
部長とかいうド畜生
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/05(金) 21:40:37.50 ID:tN8KD8CIo
京太郎にとって生まれて初めての麻雀。
その内容がどうなったのかというと――――
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