過去ログ - マミ「そう! 私たちは運命に導かれ、ともに戦うために集った仲間なのよ!」
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2013/03/28(木) 15:19:43.35 ID:MEBGmoRpo
「うあああああっ!」
しかしさやかには届かない。
次々と襲いくる使い魔に、二振りの憎悪を振るって突っ込んでいく。
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2013/03/28(木) 15:25:38.89 ID:MEBGmoRpo
「マミさん!」
ぼろきれのように横たわるマミのそばに杏子が着地。
膝をついてマミの肩を掴む。
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2013/03/28(木) 15:30:42.43 ID:MEBGmoRpo
「ごめんね……佐倉さん……」
「謝らなきゃいけないのはアタシだ! ひどいこと言ってゴメン! ひとりにさせてゴメン! 素直になれなくてゴメン!」
弱々しく驚いたような表情をつくるマミ。
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2013/03/28(木) 15:34:59.14 ID:MEBGmoRpo
「さくらさん……」
蚊の鳴くような声で呼ばれた杏子がマミへと顔を戻す。
マミは笑っていた。
杏子も涙を零しながらそれに応える。
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2013/03/28(木) 15:43:14.54 ID:MEBGmoRpo
「どうして……どうしてなの……!?」
ごっそり欠落した脇腹を抑えながらほむらが呻く。
かろうじて応急処置を施したが、もはや回復のための魔力すら残っていない。
マミも杏子もどこにいるのか、いや生きているのかさえ定かではない。
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2013/03/28(木) 15:48:22.41 ID:MEBGmoRpo
満身創痍で息も絶え絶えだが、なんとか上体を起こしたほむらは近くにもがいているさやかを認めた。
「さや――げほっ――さやか。さやか!」
血を吐きながらのほむらの呼びかけに、さやかは応えない。
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2013/03/28(木) 15:54:57.33 ID:MEBGmoRpo
【アアアアアアアアァァァァァァァッ!】
疾風のようにさやかが使い魔を真っ二つにした。
そのまま飛翔しつつ、空中に出現させた何本もの剣を続々と降下してくる使い魔へと投げつけ、さやかが着地。
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2013/03/28(木) 16:00:28.34 ID:MEBGmoRpo
「ひとついいことを教えてあげよう、暁美ほむら。まどかの話だ。君が時間遡航するたびに、世界は一ヶ月をやり直す。
因果は編み直される。鹿目まどかを、その中心軸としてね」
「………!」
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2013/03/28(木) 16:05:10.38 ID:MEBGmoRpo
「そうだろう? 鹿目まどか」
ぱっと手を取られたほむらは目を開いた。
まどかがそこにいた。
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2013/03/28(木) 16:08:58.68 ID:MEBGmoRpo
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2013/03/28(木) 16:28:23.20 ID:MEBGmoRpo
「ふふっ。よっぽど仕事中の様子を見られるのが照れくさいのね」
「まぁ私もあの格好を見られるのは恥ずかしいと思うわ」
「あらそう? 暁美さんも似合うと思うのだけれども」
以下略
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