198: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:44:36.65 ID:L6dNy5Nfo
「お姉ちゃん……大丈夫?」
湧き上がるギャラリーの歓声の中で亜美が心配そうに見ている。
199: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:45:08.28 ID:L6dNy5Nfo
でも……じゃあ、なんで?
答えのでない疑問が頭のなかでぐるぐると回る……。
200: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:46:16.81 ID:L6dNy5Nfo
「はぁぁあ!」
私は剣を天ヶ瀬冬馬に振るっていた。
201: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:47:11.25 ID:L6dNy5Nfo
そして、それを跳ね除けようとしたが、
動揺が隠し切れない私の攻撃などいとも簡単に交わされて
私は地面に押さえつけられた。
202: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:47:54.06 ID:L6dNy5Nfo
「ったく……喧嘩は困るんだよ。お祭りだからってはしゃぎ過ぎなんだよ」
まさか町の保安官……!? 馬鹿な!
203: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:48:36.76 ID:L6dNy5Nfo
だけど私はこの人を恨むつもりにはなれなかった。
この町を思う人であるならばこの行動は当然の結果だろう。
町で喧嘩を堂々としようとする輩がいれば止めに入るのは当然。
204: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:49:22.15 ID:L6dNy5Nfo
その中にいたのは。
205: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:50:43.32 ID:L6dNy5Nfo
しかし、頭痛がするのかいつもの勢いは半減されていた。
そんな彼を尻目に私は真美に問いかける。
206: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:52:09.34 ID:L6dNy5Nfo
「ぐっ……いってぇ……」
未だに頭が痛そうにするのをよそに私は
207: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:52:43.08 ID:L6dNy5Nfo
「顔も見れないって……」
「真美達ね……顔みたらいけないの」
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