202: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:47:54.06 ID:L6dNy5Nfo
「ったく……喧嘩は困るんだよ。お祭りだからってはしゃぎ過ぎなんだよ」
まさか町の保安官……!? 馬鹿な!
203: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:48:36.76 ID:L6dNy5Nfo
だけど私はこの人を恨むつもりにはなれなかった。
この町を思う人であるならばこの行動は当然の結果だろう。
町で喧嘩を堂々としようとする輩がいれば止めに入るのは当然。
204: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:49:22.15 ID:L6dNy5Nfo
その中にいたのは。
205: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:50:43.32 ID:L6dNy5Nfo
しかし、頭痛がするのかいつもの勢いは半減されていた。
そんな彼を尻目に私は真美に問いかける。
206: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:52:09.34 ID:L6dNy5Nfo
「ぐっ……いってぇ……」
未だに頭が痛そうにするのをよそに私は
207: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:52:43.08 ID:L6dNy5Nfo
「顔も見れないって……」
「真美達ね……顔みたらいけないの」
208: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:56:23.04 ID:L6dNy5Nfo
「じゃ、じゃああの家は……?」
「え? 家? もしかして真美の家に行ったの?」
209: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:58:46.73 ID:L6dNy5Nfo
双海亜美・真美は双子だった。
生まれる前に帝国に領土が分割された時に
帝国に支配されることが決定したシモネタウン。
210: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:59:44.83 ID:L6dNy5Nfo
帝国は幼い亜美と真美を始めとした、シモネタウンに生まれる
子どもたちに、町にとっても重大な任務を与えた。
211: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:00:23.64 ID:L6dNy5Nfo
「そのために必要なのは……このぐらいだね」
そう金額を提示されて言われた。
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