469: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:33:53.79 ID:+Qo3lcGpo
遠くの方に見える魔術艦隊は大規模な火球をこちらに放ってきた。
美希の光の玉が飛んでいった方向に。
火球は島には届かなかったが、島の目の前の海に着弾し
大きな爆発と共に大量の水しぶきをあげた。
470: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:35:38.14 ID:+Qo3lcGpo
美希は再び杖を空に向ける。
恐らくはあれが信号弾の代わりになっていてそれを目掛けて
あの艦隊は撃ちこんできている。
471: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:36:04.24 ID:+Qo3lcGpo
「わかった! でも千早は!」
「私は大丈夫。美希を止めないと!」
472: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:39:35.60 ID:+Qo3lcGpo
「千早! 自分も戦うぞ……!
今度こそ、負けてなんかいられない」
「美希を倒して、帝国も潰して、自分は……にいにを救うんだ」
473: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:14.83 ID:+Qo3lcGpo
「あれは社長の嘘に決まってるの」
「……え」
474: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:44.22 ID:+Qo3lcGpo
我那覇さんの肩を掴んだ時にはもう時すでに遅く、
目はどこかうつろになっていた。
不味い……。
475: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:42:01.18 ID:+Qo3lcGpo
「響は社長からなんて聞いていたの?」
「じ、自分は……闇の力で……封印されて……助けるためには
自分のこの力が必要だからって……」
476: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:42:59.96 ID:+Qo3lcGpo
「”炎”なの!」
美希は着地と同時に萩原さんから奪ったであろう火力の炎を
477: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:43:33.51 ID:+Qo3lcGpo
「響っ!」
ショックを隠しきれずに動揺しまくる我那覇さんを
478: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:45:49.54 ID:+Qo3lcGpo
瞬間、四条さんの上半身は粉々に吹き飛ばされた。
美希の魔法によって。
あの魔法はアトリエ・リトルバードで萩原さんが見せた魔法……!?
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