473: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:14.83 ID:+Qo3lcGpo
「あれは社長の嘘に決まってるの」
「……え」
474: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:40:44.22 ID:+Qo3lcGpo
我那覇さんの肩を掴んだ時にはもう時すでに遅く、
目はどこかうつろになっていた。
不味い……。
475: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:42:01.18 ID:+Qo3lcGpo
「響は社長からなんて聞いていたの?」
「じ、自分は……闇の力で……封印されて……助けるためには
自分のこの力が必要だからって……」
476: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:42:59.96 ID:+Qo3lcGpo
「”炎”なの!」
美希は着地と同時に萩原さんから奪ったであろう火力の炎を
477: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:43:33.51 ID:+Qo3lcGpo
「響っ!」
ショックを隠しきれずに動揺しまくる我那覇さんを
478: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:45:49.54 ID:+Qo3lcGpo
瞬間、四条さんの上半身は粉々に吹き飛ばされた。
美希の魔法によって。
あの魔法はアトリエ・リトルバードで萩原さんが見せた魔法……!?
479: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:46:52.44 ID:+Qo3lcGpo
なんとかして運んでもらわないと。
だけど、美希からは目が離すことができない。
そんなことをした瞬間に今度は私も同じ目にあう。
480: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:48:32.34 ID:+Qo3lcGpo
「やめてよぉ!」
我那覇さんは叫ぶ。
481: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:49:22.03 ID:+Qo3lcGpo
魔術艦隊もすぐそこまで迫ってきていた。
今にも雨が降り出しそうな分厚い雲は人々の不安を刈りたて
3つ目の船も次々に人が乗り込んでいくがどう足掻いても
482: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 18:50:21.53 ID:+Qo3lcGpo
それを見た人々もまた狂ったように叫び声を上げて船へと走る。
2つ目の船はその攻撃を掻い潜るようにして進む。
しかし、そこに目をつけた美希は私達に嫌味のように攻撃を始める。
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