過去ログ - 上条「全力でバードウェイと付き合う」
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2: ◆ZgrUZfIj..[sage saga]
2013/03/30(土) 15:00:37.22 ID:qcNyNP1S0
上条「……意識し始めたらダメだ……」

上条当麻は同居人、インデックスとフロイラインが風呂に入っている間、腕を組み頭を傾げながら想いの人の攻略法を探していた。
まずぶち当たるのは価値観の違いと『魔術』と『科学』という大きな壁。
彼女……レイヴィニア=バードウェイは『明け色の日差し』という英国屈指の魔術組織を束ねる若きリーダーであり、上条は特殊な右手を持っているだけの普通の高校生だ。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/30(土) 15:00:50.63 ID:yQzlcSij0
期待してる


4: ◆ZgrUZfIj..[sage saga]
2013/03/30(土) 15:00:58.49 ID:qcNyNP1S0
上条「でも俺の周りに恋愛経験豊富な奴居るか?」

上条はまず、自分の両親を思い浮かべたがこんな事を訊くのは恥ずかしすぎる、という事でパス。
次に思い浮かべるのはインデックスと御坂美琴だが、どう妄想で補完しようと彼女らが恋愛をしている姿があまりにも酷いのでパス。
土御門元春や、青髪ピアス、吹寄制理、姫神秋沙などの級友も思い浮かべるが何を言われたモノかたまったものじゃないのでパス。
以下略



5: ◆ZgrUZfIj..[sage saga]
2013/03/30(土) 15:01:27.93 ID:qcNyNP1S0
上条「……その恋愛相談なんですけど…」

小萌『はい?上条ちゃんが、恋愛相談?』

上条「……はい」
以下略



6: ◆ZgrUZfIj..[sage saga]
2013/03/30(土) 15:01:54.43 ID:qcNyNP1S0
上条は携帯電話を耳から離して、通話を切った。
あんまり役に立たないアドバイスだったが、励ましにはなった。
上条はベッドに腰掛けて、大きく溜息をついた。
その溜息と同時にインデックスとフロイラインが風呂場から出てきた。

以下略



7: ◆ZgrUZfIj..[sage saga]
2013/03/30(土) 15:02:31.62 ID:qcNyNP1S0
今日も平和な一日が終わり、上条は何事も無く一日を終えたことを幸運と思いながら風呂に浸かる。
バードウェイの事はどうしようか、と悩んでしまうが取り敢えずは会ってみなければ話にならない。
しかし、学園都市に居る以上、海外に出るのは非常に面倒臭く、学園都市を出るだけでも幾つもの審査や申請を繰り返さないといけないのだ(正規ルートの場合)。
普段、魔術絡みで海外に出る時は不正規ルートを使っているらしく、申請も審査も必要ないとか。
審査には一ヶ月以上もかかり、しかも何日かかるか分からないためホテルも借りれない。
以下略



8: ◆ZgrUZfIj..[saga]
2013/03/30(土) 15:02:59.79 ID:qcNyNP1S0
…………………


場所は変わり、イギリス首都ロンドン。
雨が振り続け、やっと数時間前に止んだ所なのでまだジメジメと湿気があった。
以下略



9: ◆ZgrUZfIj..[saga]
2013/03/30(土) 15:03:29.58 ID:qcNyNP1S0
執事のような雰囲気を醸し出しているのは、『明け色の陽射し』のメンバーであるマーク=スペース。
バードウェイは驚いて体を起こすが、すぐに落ち着いて再び横になった。
マークは冷蔵庫から冷やした紅茶を取り出して、コップに注ぎながらバードウェイを横目で見た。

バードウェイ「寂しくはないな。元々、私と上条当麻は仲間、という訳ではないはずだ」
以下略



10: ◆ZgrUZfIj..[saga]
2013/03/30(土) 15:03:55.72 ID:qcNyNP1S0
上条『マークか?』

マーク「上条か、どうかしたんですか?そちらは夜中ぐらいでは?」

上条『一時半くらいだな。それでな、少し相談があるんだが』
以下略



11: ◆ZgrUZfIj..[saga]
2013/03/30(土) 15:04:22.43 ID:qcNyNP1S0
バードウェイ程の人間に釣り合う人間はそうそう居ないだろうが、英国王室や、イギリス清教、アメリカの大統領などにもパイプを持つ上条なら、と思ったのだ。
まぁバードウェイがそれを良い、というのかどうかなのか。
さっきの反応からして、好感度は相当低いだろう。

マーク「苦労しますよ?」
以下略



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