過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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435: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:08:06.29 ID:FsBcNsiJ0
投下するんですの

>>432,>>433
なるほど、言われてみればたしかにそんな気もしますね
なので前もって言っておくと、これから垣根関連では上条さんの台詞の流用(もっとも美琴というキャラはその台詞を
以下略



436: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:18:11.56 ID:FsBcNsiJ0
陽だまりに笑う者、闇の中で果てる者。


437: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:19:49.49 ID:FsBcNsiJ0
もはやここがどこなのかも分からなかった。
第七学区の外なのか、それとも出てないのかどうかも分からない。
ただ魂が抜けてしまったかのように、垣根帝督はいた。

(……俺は)
以下略



438: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:22:01.76 ID:FsBcNsiJ0


    ――『超電磁砲(レールガン)の観察、ねえ……』――


以下略



439: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:24:16.00 ID:FsBcNsiJ0
 

    ――『貴方は朝からババァババァと……! ロリコンなんですの貴方は!?』――


以下略



440: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:27:22.61 ID:FsBcNsiJ0
一応報告はしていた。最低限ぎりぎりのことはやっていたが、それでも。
あっさりと牙を抜かれ、飼い慣らされてしまっている。
それは絶対にあってはいけないことだった。

垣根の不幸―――もしかしたら幸運なのかもしれない―――は、相手がよりによって御坂美琴と上条当麻だったこと。
以下略



441: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:31:00.73 ID:FsBcNsiJ0
だが垣根は風紀委員を引き受けた。丸くなり過ぎだ。
暗部でトップを張っていた自分が、超能力者第二位の自分が。
美琴や上条の影響を受け、そこらの何も知らない学生のように成り下がっていた。
風紀委員をしただけではない。その前には駒場利徳に協力し、無能力者狩りを止めるのに一役買っていた。

以下略



442: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:35:43.22 ID:FsBcNsiJ0
垣根は御坂美琴らと過ごす日常を悪くない、と感じていた。
もはや言い訳のしようがない。それは純然たる事実だ。
鉄橋で美琴に言われたように、垣根が浮かべていた笑顔はツクリモノなどではない。
全て無意識の内に出ていた本当の笑顔だ。

以下略



443: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:42:08.46 ID:FsBcNsiJ0
しかしそこで止まらない。
一度動き出したものはそう簡単には止まってはくれない。
更にパンドラの箱が開かれる。
垣根がこうも不安定になってしまった決定的要因。

以下略



444: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:45:42.04 ID:FsBcNsiJ0
それは美琴と同様に能力の暴走という、最悪の形となって噴出し学園都市に壊滅的ダメージを与えかねない。
だが結論から言ってRSPK症候群が発生することはなかった。
そんなことが頭から吹き飛ぶほどに、垣根の意識を奪うものがあった。
そしてその理由は、垣根の視線の先に“いた”。

以下略



445: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/17(月) 22:47:56.08 ID:FsBcNsiJ0
だが垣根にはやはりそんなことなど意識の外だった。
これが八つ当たりだということは分かっていた。それでいてもう、止まらない。
止める気もない。何故なら、

「……テメェは悪党だろうが。一万人以上殺してきた、俺と同じ本物のクソッタレなんだろうが」
以下略



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