484: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:04:35.58 ID:7T0TV7XF0
暦「ふむ。 確かに、ありっちゃありだな」
口ではそう言うが、内心それしかないと思ったんだけれども。
暦「よし、そうと決まれば火憐ちゃん。 さっそく出発だ」
485: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:05:12.07 ID:7T0TV7XF0
出発進行。
あれ。
あれあれ。
486: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:05:45.00 ID:7T0TV7XF0
暦「なあ、火憐ちゃん」
火憐「んー。 どうした、兄ちゃん」
暦「真面目な話だけどさ、火憐ちゃんはあの後、もし僕が来なかったらどうするつもりだったんだ?」
487: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:06:24.85 ID:7T0TV7XF0
火憐「でも、考えて無かったってのはあれだぜ」
暦「ん?」
火憐「兄ちゃんが来るって分かってたから。 かな。 なんとなくだけど、そう思ってた」
488: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:06:52.81 ID:7T0TV7XF0
暦「お前も、少しは僕の事を疑えよ。 生きていけないぞ、この先」
火憐「兄ちゃんの事は疑わない。 そう決めてるから」
火憐「もし、あたしが兄ちゃんの事を疑う様な時が来たら、あたしは」
489: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:07:42.31 ID:7T0TV7XF0
暦「まあ、けどさ」
暦「僕も感謝しているんだぜ、火憐ちゃんには」
火憐「はあ? あたしに?」
490: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:08:20.17 ID:7T0TV7XF0
さておき。
そんな話をしている内に、どうやら目的地へと付いた様である。
火憐「しかし、こんな所で生活をしているなんて、よっぽど強いんだな。 その人」
491: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:09:07.76 ID:7T0TV7XF0
火憐「とりあえず、荷物置くかー」
てか、そうだった。 こいつ、めっちゃ大きな荷物を持っているんだった。
そんな大荷物を持った妹に肩車させているって、さっきは周囲の目とか気にしないとは思ったが、やっぱり気にした方が良かったと思う。
492: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:09:33.83 ID:7T0TV7XF0
火憐が僕の存在を思い出してくれた所で、ようやく僕は火憐の頭の上から地へと舞い降りる。
暦「とりあえずは、忍野がいつも使っている部屋があるからさ、そこを根城にしよう」
火憐「おっけー。 案内頼むぜ、兄ちゃん」
493: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:10:31.50 ID:7T0TV7XF0
火憐「なんかこうしてるとさ、秘密基地みたいでワクワクするよなぁ」
暦「あー。 その気持ちは分からなくも無いな。 小学生の時とか思い出すよ」
火憐「懐かしいなぁ。 そういや、先月も」
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