過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
↓
1-
覧
板
20
43
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:43:38.21 ID:0wYW71OQo
今日一日の学校生活を私はよく覚えていない。普段なら、魔法で身体能力を補って無駄に無双して見せていた
はずだが、何せこんなに早く仮面を取ってしまうとは思わなかったのだ。
どうしようか、明日からまどかとはどう接すればいいのか。
そうだ、切り替えなくては。インキュベーターがまどかに接触してくる。阻止しなければ。けど、私はもう何
度もこの妨害を失敗している。今回もそうするべきか。それとも、いっそのこと友好的にまどかとインキュベー
以下略
44
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:44:38.49 ID:0wYW71OQo
何故、彼は私の行動にこんなにも先んじて動けるのだろうか。それほどに彼のバックについている、天樹院エ
ルモアとやらの予知は精度が高いのか。
けれど、それならそれで好都合だ。まどかたちを騙すのは少々気が引けるがうまくいく可能性の高い方を取ら
せてもらうことにしよう。
以下略
45
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:45:38.25 ID:0wYW71OQo
「美樹さん。いつの間にそんなに近づいていたの」
あまりの顔の近さに少々面食らう。
「ん?いつってまぁ、今だよ。おーい、まどかぁ!やっぱり転校生だったよー」
以下略
46
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:46:38.27 ID:0wYW71OQo
「美樹さん。せめて最初はあなたたち三人だけの方が、私はうれしいわ」
まどかに町を案内してもらって、仲良くなろう作戦。失敗だろうか。
「えっ?そーお?そいじゃ、明日いつものファーストフードに転校生をご招待だ!」
以下略
47
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:47:38.18 ID:0wYW71OQo
「そう、だよね。ほむらちゃん入院してたんだもんね。それなのに、あれだけ色々出来るなんて、すごいね。挨
拶の時にもそういってたのに、今日一日のほむらちゃんを見てると、そんな感じ全然しないのになって思っちゃ
って」
まどかの表情に少し陰りが見える気がする。
以下略
48
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:48:38.91 ID:0wYW71OQo
ピクンと、まどかの首が跳ねる。どうやら接触が来たようだった。
「ほむらちゃん?」
「どうしたの鹿目さん?」
以下略
49
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:49:42.06 ID:0wYW71OQo
「ほむらちゃん!でも、さっきからずっと助けてって!今にも死にそうな声なの!」
死にそうな声、ね。いや、恐らくもう何度か死んでいるはずだ。
「分かったわ。でも、危険な状態かもしれないからここからは歩いていきましょう?あと、私に前を歩かせて」
以下略
50
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:50:38.00 ID:0wYW71OQo
右の耳が半ばから欠損している。同じように左の後ろ脚も完全に消失していた。もう、立ち上がる気力もない
ようで、小さく蹲り浅い呼吸をしている。
その惨状に圧倒されて動けないでいる私の隣をまどかが走り抜く。
まどかは傷だらけのインキュベーターを抱きかかえ、「大丈夫?」と声をかけていた。
どう考えたって大丈夫じゃないだろうに。
以下略
51
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:51:38.49 ID:0wYW71OQo
どうやら追いかけてくる気はないらしい。まぁそれはそうだろう。しかし、何という気迫だ。私でさえ心臓を
潰されるかと思った。
まどかを抱えて走っていた私の視界がぐらりと揺れて、辺りの景色が一変する。
薔薇の魔女の使い魔の結界。
以下略
52
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:52:38.33 ID:0wYW71OQo
「鹿目さん、この地面にあるバラの花は踏まないように注意して。もしバラの花を踏んでしまうとこいつらは怒
って襲ってくるわ」
まどかの返事が小さく聞こえる。衝撃映像二連発は伊達じゃない、か。
以下略
53
:
◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:53:38.12 ID:0wYW71OQo
「事情は後で説明するわ。今はここを脱出するのが先決」
短くさやかに声をかけ、私は盾の中に手を突っ込むと、ベレッタM9を取り出す。
広範囲を一気に制圧するような攻撃手段が乏しいことに私自身少し落胆する。
以下略
316Res/283.58 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1365807658/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice