過去ログ - 上条「二学期も不幸だ……」一方「いつも通りだろ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 14:12:47.98 ID:n3koF1gSO
「……別に。気にすンじゃねェよ」
御坂と同じ薄い茶の髪を眺めながら出た言葉は実に単純だった。
それ以外、何と言えばいいのか分からなかった。
以下略
93
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[sage]
2013/05/01(水) 14:32:27.31 ID:n3koF1gSO
「どうであれ、あなたがミサカ〇〇〇〇一号を殺した、ってミサカはミサカは過去を回想してみたり。
でも、ミサカたちはあなたに――もっと言うとあなたたちに生かしてもらったんだもん、ってミサカはミサカは現在を見てみる」
助けたことと殺したことは無関係だ、と一方通行は心の中で断言する。
以下略
94
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[sage]
2013/05/01(水) 14:34:50.60 ID:n3koF1gSO
「ミサカたちね、あれから色々と考えたんだ、ってミサカはミサカは報告してみる。
普通は仲間を殺されたらどんな理由であれ殺した人は受け入れられないものだって、ってミサカはミサカは学んだことを伝えてみる」
その言葉を一方通行は当然のことと思う。
以下略
95
:
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[sage]
2013/05/01(水) 14:39:29.45 ID:n3koF1gSO
「だから、あなたが」
一歩、近寄る。
もう、一歩も退く場所がない。
以下略
96
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[sage]
2013/05/01(水) 15:20:40.62 ID:n3koF1gSO
「いやー、外は暑いですね」
と、そこへ見計らったかのようなタイミングで部屋の扉が開き、佐天が現れた。
小さなコンビニ袋を右手に持った彼女は実に疲れたように左手で能力を使いながら顔を扇いでいる。
以下略
97
:
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[sage]
2013/05/01(水) 15:24:42.96 ID:n3koF1gSO
「おー! ってミサカはミサカは初めて見る飲料水に感激してみたり!」
大声で感動を表現すると、急いでいるように、彼女は落ち着きない様子でキャップを開けようとする。
が、開け方を理解していないのか、いつまで経っても中身に出会えず苦戦していた。
以下略
98
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 15:26:35.20 ID:n3koF1gSO
「いえいえ。あたし、小さな子の面倒見るの好きですし」
すると彼女はやはり特に気にした態度を見せずに笑ってみせた。
そこへ、小さな子、という言葉にむっとしたように打ち止めが反論を出した。
以下略
99
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 15:28:14.04 ID:n3koF1gSO
「……あのアホ親父にでも頼めよ」
面倒そうに一方通行はぶっきらぼうな言葉を告げる。
そもそも、明日は始業式である。
以下略
100
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 15:29:41.86 ID:n3koF1gSO
今度は佐天に抱き付いて、打ち止めが甘えるような声を出す。
佐天はそんな打ち止めの頭を撫で回しながら、数秒考えるような素振りを見せ、
「そっかぁ……。よし!」
以下略
101
:
◆j2IgCSzIVo
2013/05/01(水) 15:30:22.28 ID:n3koF1gSO
今日はここまで。それでは。
102
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 16:13:58.77 ID:FLXZshORo
乙
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