過去ログ - やはり俺はどの学校でもぼっちである。
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:27:35.80 ID:v7d/Z+OJ0

ただ小学校では悪評(すべて誤解)が広まり過ぎて到底不可能なので中学校に期待。あー、早く卒業したい。

そしてこの間わずか2秒。ぼっちの思考スピードは常人のそれとは隔絶しているため、短時間で様々な情報を展開、統制、整理することに長けている。

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:29:11.76 ID:v7d/Z+OJ0

「この靴、お前のだろ? 体育館裏に落ちてたぞ」

「っ! ……、」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:31:37.46 ID:v7d/Z+OJ0

「どういうつもりもなにも、俺は落し物を本人に届けただけだが?」

「……ふんっ、そんな見え透いた嘘に私が引っかかると思っているのかしら」

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:32:51.85 ID:v7d/Z+OJ0

「……あくまで白を切るつもりなのね。あなたみたいなタイプの人間は初めてだわ」

「おい、だからお前は一体何を……?」

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:34:47.58 ID:v7d/Z+OJ0

そして雪ノ下はまるで汚物を見下すかのような冷酷さを瞳に込めたまま、ゆっくりと桜色の唇を開いた。


「あなた、私に好意を抱いてほしかったら、せめて真正面から正々堂々とぶつかってきなさい。人の物を盗むような下劣な人間を、私が好きになるはずがないじゃない」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:36:29.42 ID:v7d/Z+OJ0

「ちげぇよ、その自意識過剰ぶりはさすがにひくぞ」

「そう、てっきり私のことを好きなのかと思ったわ」

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:38:14.63 ID:v7d/Z+OJ0

「見ろこの砂で汚れたハンカチを。お前の靴の中に砂が入ってて、それを拭いて汚れたんだぞ」

「……、」

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:41:17.01 ID:v7d/Z+OJ0

「そう。……それであなた、名前は?」

「人に名を訊ねる時は、まず自分から名乗るのが礼儀だろ」

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:46:14.28 ID:v7d/Z+OJ0

雪ノ下はそう言って靴を地面に落とし、上履きから外靴に履き替える。

脱いだ上履きをしゃがんで掴み上げて袋の中に仕舞うと、雪ノ下は垂れてきた後髪を手で払いながら立ち上がった。

以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:49:09.33 ID:v7d/Z+OJ0

今回の投下は以上です。もう書き溜めが尽きてしまった……。

次回の投下は一週間以内を目安に頑張ります、過ぎてしまったら申し訳ないです。

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/04(土) 17:51:47.13 ID:1OmGDai10
乙です


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