過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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◆XiAeHcQvXg
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2013/05/28(火) 13:43:16.91 ID:r95OIqHp0
月火「まあ、それは冗談だとして。 実際のところ、お兄ちゃんはどう思うの?」
暦「あん? ああ、さっきの話か」
暦「僕は、人類全員が無償で働いて、無償で物を提供すれば、お金なんて不要だと思うんだ。 それに、今のこの働く事が生きること、みたいな雰囲気もなくなるんじゃねえかってな」
以下略
813
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:43:48.35 ID:r95OIqHp0
金。 その言葉を聞くと、真っ先に思い出すのはあの詐欺師だ。 あの男……貝木泥舟。
あいつは、金の為に詐欺をしていると言っていた。 人を騙すのは、金の為だと。
しかし、そこには欲が感じられなかったのだ。 金に執着こそしている物の、無欲。
以下略
814
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:44:16.23 ID:r95OIqHp0
暦「結局はそうだろうな」
暦「僕が勉強をサボりたいって思うのも欲だし、火憐ちゃんが自分を強くしたいって思うのも欲だし、月火ちゃんが僕に胸を揉まれたいって思うのも欲な訳じゃんか」
月火「訳じゃんか。 じゃねえ!」
以下略
815
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:44:52.27 ID:r95OIqHp0
暦「じゃあ悪かった、言い方を変える」
暦「月火ちゃんが僕に、キスしよ? って言ってくるのも欲じゃんか?」
月火「確かに、確かに言った事はあるかもだけどさ。 なんでそんなたとえを出すのさ! それにその似てない物真似すっごくむかつく!」
以下略
816
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:45:20.19 ID:r95OIqHp0
暦「僕としては、普通にそのまま滞りなく会話は進んで、この瞬間にはもう、おやすみって言い合っているはずなんだけど」
月火「進む訳ないでしょ。 要チェックだよ。 一歩も先に通す訳が無いじゃん」
暦「訳が無いじゃん、じゃねえ!」
以下略
817
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:45:50.89 ID:r95OIqHp0
暦「でもさ、月火ちゃんが僕のお腹に肘を入れるのと、僕が月火ちゃんの胸に手を置くのと、それほどの差異がある様には思えないんだけど」
月火「いや、確かに並べてみるとそれほど違いは無いようにも見えるけどさ。 常識で考えてよ、お兄ちゃん」
月火「いきなり胸を揉んでくる兄って、どんな兄なの!」
以下略
818
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:46:21.58 ID:r95OIqHp0
で、数秒考える素振りをした後、月火は口を開く。
月火「それじゃあお兄ちゃん。 ほれ、触ってみ」
どの様な経緯でその結論に至ったのかは分からないが、それに対する僕は。
以下略
819
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:46:47.76 ID:r95OIqHp0
暦「うん。 まあ、そんな感じかな?」
月火「ふむ。 確かに今触られても、驚きはしないよね」
暦「だからさ、僕は最近なんだかマンネリ感を抱いているんだよ」
以下略
820
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:47:17.32 ID:r95OIqHp0
暦「まあ、それも仕方の無い事なんだろうけどな。 勿論、胸以外も触るべきだとは思う。 それでも基本的には胸が良いんだよ」
暦「だから、僕もやり方に気を配らないといけないのかなって考えてるんだ、最近」
月火「うう、なんだか気を遣わせているみたいだね」
以下略
821
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◆XiAeHcQvXg
[saga]
2013/05/28(火) 13:47:48.30 ID:r95OIqHp0
閑話休題。
暦「さてと、そろそろ寝るか」
月火「だね。 さすがにそろそろ眠くなってきたし」
以下略
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