236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:32:37.06 ID:/fB9gmmfo
やがて彼は、何かを確かめようとするみたいに口を開いた。
「どうしてそんなことを言う?」
237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:33:06.30 ID:/fB9gmmfo
「そういえば、あなたは以前、シラユキの食事を口にするのをためらっていた気がしたけど」
「……ああ」
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:33:35.77 ID:/fB9gmmfo
「シラユキのことを、ここに来る前から知っていたの?」
彼は頷いた。
239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:34:06.03 ID:/fB9gmmfo
急に心細くなって、泣きたいような気持ちになった。
でもきっと、わたしが泣けばツキは困ってしまう。
そう思うのは、傲慢ではないと思う。
240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:34:34.04 ID:/fB9gmmfo
「出ていってほしいか?」
そう訊かれて、分からなくなった。
わたしはツキにいてほしいのか、それともいなくなってほしいのか。
241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:35:56.51 ID:/fB9gmmfo
◇
いつものように、夢を見た。いつもとは、様子が違った。
242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:36:25.21 ID:/fB9gmmfo
つづく
243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/01(土) 09:01:57.08 ID:0palUIxjO
乙
244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/01(土) 09:19:35.70 ID:m3Ao9VtAO
乙。
黄泉戸喫…
245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/01(土) 10:45:40.85 ID:a5B5GarAO
乙。近未来ではなかったか。
246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/02(日) 07:41:26.04 ID:lXtenV6yo
◇
朝早くに目を覚ました。夢の内容はよく思い出せない
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