過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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549: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/05(金) 00:43:02.16 ID:l6PNrR0W0
『……ホントのこと言うとな』

突然の大尉の声に、私の注意がそちらに向く。
大尉は、やはり前を向いていた。

『…はい』

私の応える声に、大尉は微笑みを浮かべた。
それは、純粋さのある彼らしい、幼い子供のようなモノだった。

『皆で生き残って、花見がしたい』

『花見、ですか?』

さっきよりはマシではあるけれど、やはりくだらない。
そう思いはしたが、私はそれを不思議と否定する気になれなかった。
大尉はさらに続けた。意気揚々とした調子で。

『おう。風情があるだろ? ウチの部隊、外国出身が多いし、おもしろくなると思うんだよな』

『……やはり能天気ですね、あなたは』


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