過去ログ - モバP「大好きだから、――くれ」
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26: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:21:42.59 ID:riTFFhsLo
「プロデューサーさん、何か考え事ですか?」

 幸子の声ではっと正気を取り戻す。
 なんて馬鹿なことを考えていたんだろうか。

以下略



27: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:30:41.11 ID:riTFFhsLo
「おっと、もうつきましたね。お疲れ様でした」

 いくらバカなことを考えていたとはいえ、きちんと体は幸子を家に送り届ける道を覚えていたようだ。
 いつもどおり幸子を無事に帰すことができた。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/02(日) 23:31:28.82 ID:Bb3sqWXZo
頭下げてんのか 初めて見た


29: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:37:58.06 ID:riTFFhsLo
――

 幸子の人気はとどまるところを知らない。
 ついにはソロライブをかなり大きな会場でできることになったのだ。

以下略



30: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:43:20.25 ID:riTFFhsLo
 着替えが終わって、幸子が戻ってきた。
 小悪魔的な衣装はよくフィットしていて、露出度も少し高い。

 胸元はハート型に空いているし、両肩も完全に露出している。
 幸子の肌の白さと、背中に背負った堕天使の羽根の黒さのコントラストは美しい。
以下略



31: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:49:18.82 ID:riTFFhsLo
「まぁ、ボクはカワイイだけじゃなくてセクシーでもあるってことですかね。やれやれ」

 チェックをいくつか入れていく中で幸子がいう。
 もう少し露出を抑えたほうがよさそうだ。そうでないと、我慢できない。

以下略



32: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:51:19.73 ID:riTFFhsLo
「うん? ……それって、ボクの衣装の一部……ですか?」

 俺が固まっているものだから、幸子が俺の持っているものがなんなのか確認しようと回り込んできた。
 ピンクの首輪を握りしめて固まっているのを見て、若干ひいているような気すらする。

以下略



33: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:52:50.00 ID:riTFFhsLo
 幸子は少し迷ったようなそぶりを見せたあと、こちらを見上げてこういった。

「あの、プロデューサーさん。巻いてもらってもいいですか?」

 いつものように強気ではなく、困ってしまったので助けてほしいという感情がこもったお願い。
以下略



34: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:53:34.27 ID:riTFFhsLo
「プロデューサーさん、何やってるんですか?」

 いつまでたっても動かないどころか、自分の頬を叩きだしたので幸子が振り返る。
 すまない、綺麗なうなじに見とれてたんだ。そういうと、なるほど、なんて納得したようにうなずいた。

以下略



35: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:54:12.36 ID:riTFFhsLo
 少しずつ、幸子の首へとベルトが迫っていく。
 幸子は俺のことを信頼してくれているのか、少し下を向いた姿勢のまま動かない。

 幸子の総てを握っているような錯覚すら覚えて、ベルトを絞る手に力が入りそうになる。
 自分の舌をわざと強く噛み、バカな考えをごまかした。
以下略



36: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:56:41.04 ID:riTFFhsLo
今回はここまで

>>32は「それって、ボクの衣装の一部」よりも「それもボクの衣装ですか?」のほうがよかったかもしれない
更新速度が遅くてごめんなさい。あと2回ぐらいの投下で終わるはず


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