13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/03(月) 22:07:25.17 ID:MIw7Q4Cgo
おい、まて
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:14:11.62 ID:X/Gt/a/P0
店員「銀……シルバー、ですか」
一夏「はい」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:16:55.44 ID:X/Gt/a/P0
店員「」シャカシャカマゼマゼ
一夏(へー。ヘアカラーの薬品って混ぜて作るんだ)
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:18:38.37 ID:X/Gt/a/P0
一夏「おおう。頭がワックスそのまま塗りつけたみたいになってる」ペッタペタ
一夏「どころかもう髪の毛が“染まり”始めてるな」
17:スレタイを思い出すといいよ
2013/06/03(月) 22:20:15.50 ID:X/Gt/a/P0
──三〇分後
一夏「……あのー」
18:スレタイを思い出すといいよ
2013/06/03(月) 22:22:29.79 ID:X/Gt/a/P0
──さらに三〇分後
一夏「…………」キンキラキラリーン
19:スレタイを思い出すといいよ
2013/06/03(月) 22:28:52.77 ID:X/Gt/a/P0
店員からその旨を聞きようやく納得。
一夏「わかりました。とにかく極限まで脱色が必要なんですね?」
20:スレタイを思い出すといいよ
2013/06/03(月) 22:30:28.44 ID:X/Gt/a/P0
そう言われて視線を自身の頭部にあてると、そこにはまごうことなき金の頭髪──と、根元に覗く黒の群れ。
髪の毛の根元部分。“あろうことか”、そこは未だに黒髪のままだったのだ。
一夏(根元どうするって……つーかどうして根元は薬塗らないんだ?)
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:31:45.05 ID:X/Gt/a/P0
店員「本当に……いいんですね?」
一夏「? はい。いまさら止められませんし、止めるつもりもないですし」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:32:32.86 ID:X/Gt/a/P0
──ピリ
一夏(……うん?)
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/03(月) 22:34:43.41 ID:X/Gt/a/P0
少し考えればわかることであった。
黒髪を白に近づける程に髪組織を破壊する薬品、ブリーチ。
そんな劇薬が頭皮に付ければ……あまつさえ“白の下地を目指せる程に強力なブリーチ”ならば、当たり前に皮膚は悲鳴を上げる。
一夏はそれを知らなかった。知らなかったが、しかし薬品は頭皮に落とされた。
ブリーチ剤による、無慈悲無情な蹂躙が始まった。
54Res/29.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。