過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/30(日) 20:21:04.17 ID:k9ehC6H90
「……アサシン……見逃そう……。ここは…そうするしか、無い………」
「――――……士郎殿…!しかしそれでは!」
「イリヤを助け出すためにも……二人の力は必要だ。アサシン一人で、あの男が倒せるか?」
「……ぐっ!」
俺と会話しながらも、アサシンの瞳はハザマとイリヤから外されなかった。
現状でハザマと戦ったところで、勝てる可能性は低く、負ければ最低でもヴァッシュとセイバーが消滅する。
最悪ならば、俺や遠坂を含めた全員がここで死亡するかもしれない。
そうなればイリヤを助け出せるものは慎二しか残らず――――…いや、最悪ならば慎二さえ殺されると見るべきか。
戦闘によるリスクは大きく、得られるメリットも小さい。
「案外冷静に考えれてんじゃねえか衛宮士郎。そうだよなぁ。俺に勝てるはずがねえんだから大人しくしといて正解だぜ」
「お前は――――いつか負かす」
「あ゛?今なんつったコラ。お前が俺を?負かすっつたの?―――ヒヒヒ、ヒャッハハハ!今日一でツボだぜオイ!!お前おもしれえじゃん!」
そういうとハザマは踵を返し、扉に向かって歩いていく。
肩に担がれたイリヤが意識を取り戻す様子は、無い。
「俺を負かしてえならいつでも来いよ。俺は待ってる場所まで教えてやるほど親切じゃないんで、そのへんは自分で調べろや」
蛇のような笑み。
背筋に悪寒が走る。
「まあ、そう簡単に負けてやるわけがねえけどな!これでもかってくらいに分解してやっから葬儀屋にはそう言っとけよ?遺影用の写真は今の内に撮っとくんだな!」
ハザマは扉から出ると、アンカーを使ったのだろうか、一瞬で見えなくなった。
残ったのは、ボロボロの床とそこに倒れる二体のサーヴァント。
そして嫌に耳に残る、下卑た笑いだけだった。
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