過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/12(木) 00:42:07.03 ID:rxqo84eno
「おい、いいから早く、あいつを探せ」
ディーノくんのお父さんがそう言って、男たちが、みんなが逃げた方へと歩き出す。
「許さない、あんた達、許さない!」
マリが大声を上げた。
気が付いたらマリは、何か、得体の知れない気配を発して男たちに突進していた。
「ちっ!いっぺん死にたいみたいだな、クソガキ!」
マリが腕を振り上げた。男も、大きく脚を振りかぶる。
次の瞬間、男が足を振り抜いて、マリは…別の人に体を捕まえられて、動きを止められていた。
「ったく、あいつらがギャーギャー言うから、なんの騒ぎかと思って来てみたら…」
マリの体を押さえつけたのは
「アヤちゃん!」
レオナ姉さんの家族、アヤさんだった。
「あぁ、傷だらけにされて…痛かったろ…」
アヤさんはアザだらけになったマリの顔を優しく撫でて、ポンポンと頭を軽く叩く。
「アヤちゃん、あのねっ!」
そう言いかけたマリの口をアヤさんは人差し指を立てて優しく塞いで
「分かってるよ。あとは、任せな」
と柔らかい声で言って、男達を睨み付けた。
「アタシの可愛い弟妹に手を出して、ただで済むと思うなよ…」
アヤさんは今度はとがった低い声でそう言う。
「あんた達もよく頑張ったみたいだね。チビ達を守ってズタボロになってさ、男じゃないか」
「子ども相手にここまでやるなんて…ちょっとくらいの反省じゃ、済まさないよね」
後ろで別の声がしたので振り返ったら、そこには…
「カレンさん!」
「マライア姉ちゃん…!」
マルコくんとラデクくんが叫んだ。
アヤさんの友達のカレンさんと、マライアさんがいた。
「あんた達は下がってろって。アタシがやるから」
アヤさんが手をポキポキならしながらそう言う。
「まぁ、そう言わずにさ。あたしにもやらせなって」
カレンさんも首をパキパキと左右に振りながら応える。
「10人か、3で割ると、1人余っちゃうね」
マライアさんは腕をグルグル回している。
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