59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 13:57:28.08 ID:5tVhYlnK0
ベルトルト(結局強くなったって人の気持ちなんて分らなかった)
ベルトルト(もう一生分らないままな気がする)
ベルトルト(だったらもう、分からなくていいんじゃないかな)
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 13:57:59.68 ID:5tVhYlnK0
ベルトルト(何をするんだろう)
ベルトルト(でも母さんが帰ってこいって言ってるし)
ベルトルト(あれ)
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 13:59:18.04 ID:5tVhYlnK0
朝 食堂
ユミル「いやー良く寝た」
クリスタ「今日のご飯は何かなー」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:00:23.78 ID:5tVhYlnK0
サシャ「……さぁ朝食をいただきましょう」
クリスタ「あれ、サシャ今日はベルトルトからパン取らないんだ」
ベルトルト「いやだなぁ、今日も取るつもりだったのかい」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:01:26.99 ID:5tVhYlnK0
クリスタ「サシャの観察眼は割と信用できるんだよ!」
ベルトルト「いやぁ本当だよ」
クリスタ「自分では気付けない傷だってあるんだよ! 昨日何かあったの?」
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:02:14.27 ID:5tVhYlnK0
ユミル「てめーは……てめーは……」
サシャ「あれ」
クリスタ「わっ」
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:02:46.57 ID:5tVhYlnK0
その日の訓練に参加することが出来なかった。
涙は一向に止まる気配が無く、朝から食堂は騒然となった。騒ぎを聞きつけたキース教官には大した叱咤を受けなかった。ただ「自分の精神状態の管理も貴様らの仕事の内なのだぞ」とだけ言われ自室での休養を申し付けられた。
ベルトルト「……」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:03:20.91 ID:5tVhYlnK0
ベルトルト(何で僕は泣いたんだ)
僕の身体は一体何が悲しかったのだろう。
ユミルの台詞にだろうか、彼女の行動にだろうか。
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:04:01.39 ID:5tVhYlnK0
ベルトルト「……色々聞きたいことがある」
ユミル「ちゃんと教官の許可は貰ってるよ。当事者同士で解決して来いってさ。意外と話の分かる奴なのかもしれないなアイツ」
動じる様子も無くライナーの布団の上へ胡坐をかいて座る。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:04:55.42 ID:5tVhYlnK0
ユミル「それに私はガキが嫌いだ」
ベルトルト「……僕はガキじゃない」
ユミル「あーもういいよ。そういう無意味な問答も私は嫌いだ」
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