過去ログ - とある指輪の魔法使い(マスクドライダー)
1- 20
150: ◆79hD2g8VRI[saga]
2013/08/06(火) 16:44:07.03 ID:0z12BQH+0
インデックス「――警告、第二二章第一節。炎の魔術の術式を逆算に成功しました。曲解した十字教の教義をルーンにより記述したものと判明。対十字教用の術式を組み込み中……【聖(セント)ジョージの聖域】を第二段階へと移行。命名、【神よ何故私を見捨てたのですか(エリ・エリ・レマ・ サバクタニ)】」


機械的な詠唱。竜王の殺息(ドラゴンブレス)の質が変わる。見た目で言えば柱が赤い閃光を纏った。


その光線に当たった炎の魔人は、悲鳴のような音を立てながら消滅していく。


イノケンティウスを殺すための魔術を、インデックスは即席で組み上げたのだ。


上条「おおおおおおおッ!」


それでも、俺とインデックスの距離はあと少し。


手を伸ばせば届く。


あと一歩で届く。


なあ神様、俺はアンタが嫌いだよ。


だから、この世界が、人間がアンタの思い通りに動いているっていうなら……


上条「そんな幻想(ぜつぼう)俺が全てぶち殺すッ!!」


そして、俺の右手が、インデックスの顔に触れた。


パキン、というお馴染みな感覚。


魔法陣は崩れ、周囲にあった次元の裂け目も消え去った。


インデックスの瞳に映る陣がちかちか点滅している。


終わったんだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
176Res/112.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice