1:koanohini
2013/07/01(月) 16:19:36.10 ID:s63lcNNt0
『きまぐれオレンジロード あの日に帰りたい』のストーリーを思い描いて書いていこうと考えてます。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 16:38:16.65 ID:J/chG8LK0
html依頼だしとけ
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 19:12:47.60 ID:XEiHHEESO
おいどうした朝倉涼子さん期待してるぞ
4:koanohini
2013/07/01(月) 19:57:59.87 ID:s63lcNNt0
いてえ…いてえ…いてえよ…
刺されるのはこれで二回目…人間…痛みに慣れる…なんてことはないんだな…
いかん…意識が…
5:koanohini
2013/07/01(月) 20:26:58.54 ID:KCtX17bf0
1
8月30日正午過ぎ。SOS団、馴染みの喫茶店での出来事である。
ハルヒ「また明後日、部室で会いましょう」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:28:39.19 ID:KCtX17bf0
死ぬ
7:koanohini
2013/07/01(月) 20:39:24.04 ID:KCtX17bf0
翌日、長門の部屋で、夏休みお疲れさまパーティー…もとい、打ち上げが開催された。
古泉が持ってきたアルコール入りジュースの助けもあり、長門以外の全員、今日までのハードスケジュールの疲れを感じさせないハイテンションで騒いだ。
日が沈みかけた頃、王さまゲームが開催された。
8:koanohini
2013/07/01(月) 20:58:33.09 ID:KCtX17bf0
外はすっかり暗くなっていた。
完全な酔っ払いに変身してしまった、ハルヒと朝比奈さんは、タクシーで帰っていった。
長門は座布団の上に正座し、分厚い本を読んでいる。俺と古泉の二人は、散らかった長門の部屋を片付けていた。
9:koanohini
2013/07/01(月) 21:03:49.15 ID:KCtX17bf0
3
8月30日正午過ぎ。SOS団、馴染みの喫茶店での出来事である。
ハルヒ「また明後日、部室で会いましょう」
10:koanohini
2013/07/01(月) 21:33:52.57 ID:D8oerTADO
4
8月30日正午過ぎ。SOS団、馴染みの喫茶店での出来事である。
ハルヒ「また明後日、部室で会いましょう」
11:koanohini
2013/07/01(月) 21:37:28.06 ID:D8oerTADO
『わたしの役割は観測だから』
頭の中に長門のセリフが思い浮かんだ。長門は、繰り返す夏休みを黙って傍観するだけ、知っていても何も言わないし、俺たちから聴いてこない限りは答えない。でも、本当は、そんな役割ほっぽり出して、暴れたり、わめいたりしたいんじゃないのか?
俺が長門のことを心配するのはおこがましいことだろう。そりゃそうだ、相手は出来ないことを探す方が難しいであろう、万能宇宙人だ。でも、それがどうした?仲間を心配して何が悪い?長門は俺の命の恩人だ。少しは役に立ちたいと思うのが筋だろ。
12:ko
2013/07/01(月) 21:41:01.58 ID:D8oerTADO
翌日の午前中、俺と長門は、前に不思議探索のときに訪れた市立図書館に来ていた。
長門は、暗闇の中で光を求める虫のように、本棚の方にふらふらと引き寄せられて行った。
13:ko
2013/07/01(月) 21:44:30.60 ID:D8oerTADO
昼飯は、図書館近くの飯屋に行くことにした。店内はほぼ満席状態だったが、幸いにも俺と長門が並んで座れる席が空いていた。飾り気がまったくなく、むしろ、古風をアピールしているようなお店だ。そのくせ、メニューの種類がマジで多い。しかも、和洋中三拍子揃っているとは珍しい。
俺は鯵フライ定食、長門は、牛丼、カリーハンバーグ、塩ラーメン、をそれぞれ単品で頼んだ。いったい、その小さな体のどこに、それだけ入るスペースがあるんだか。宇宙人の胃袋恐るべし。
14:ko
2013/07/01(月) 21:48:05.35 ID:D8oerTADO
歩きながら、俺は長門にいろいろ話しかけてみた。もちろん、返ってくるのは、短くて、いかにも長門らしい返事だけだった。無表情ながら、瞳の奥にある、心中を探ろうと努力してみたものの、俺の修行不足がたたり、なかなか感情が読めない。
そんな中で、一つ気付いたことがあった。長門は、猫に興味があるみたいで、通りすがりの野良猫を凝視していた。
15:ko
2013/07/01(月) 22:11:52.86 ID:D8oerTADO
5
8月30日正午過ぎ。SOS団、馴染みの喫茶店での出来事である。
ハルヒ「また明後日、部室で会いましょう」
16:ko
2013/07/01(月) 22:16:10.24 ID:D8oerTADO
午後1時ごろ、俺の前で読書している、長門の姿を何気に眺めていた。
長門「…………」
17:ko
2013/07/01(月) 22:18:51.97 ID:D8oerTADO
キョン「誰がアホ面だ!お前にだけは言われたくない!それに、キスもしてない!」
谷口のアホ話に、ついにツッコんでしまった。
18:ko
2013/07/01(月) 22:20:59.42 ID:D8oerTADO
谷口「お前は終わってんのか?どうせ、お前のことだから、やってないんだろ?」
ムカ、まったくもってその通りだが、お前に言われると腹が立つ。
19:ko
2013/07/01(月) 22:23:42.37 ID:D8oerTADO
普通に美味かった食事を終え、しばらくまったりしている時に、谷口が暴走しだした。
谷口「よし決めた、俺は今からナンパする!」
20:ko
2013/07/01(月) 22:26:10.43 ID:D8oerTADO
谷口が向かったテーブルには、二人組の女の子が座っている。二人とも、俺たちと同年代に見える。谷口的美的ランキングA、といったとこかな、なかなか可愛い。もちろん、朝比奈さんには及ばないが。とにかく、あの二人が谷口の獲物であることに間違いない。
キョン「国木田。成功率は何パーだ?」
21:ko
2013/07/01(月) 22:29:30.09 ID:D8oerTADO
しかし、俺は空気を読まずに、この話を断ろうと考えていた。俺自身、合コンなんてしたことなく、どう接すればいいのかわからない。そしてなにより、コミュニケーション能力0の長門には、合コンなんてハードルが高すぎると思ったのだ。それに、設定とはいえ、俺みたいなのが彼氏というのは、長門は嫌なんじゃ?
よし、断ろう。俺が、歓喜してる谷口に死の宣告をしようとしたとき、
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