過去ログ - 響「National Holiday」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:19:50.46 ID:eKVRquV80

「朝練にみんな来る前にシャキっとしてくださいね?」

「……うん、いい! 寝癖のプロデューサーさんもいい!」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:20:18.30 ID:eKVRquV80

 体中を流れていた血液が鉛に変わる。関節が錆付いたように動かなくなる。肺が焦げる匂いがする。
踏みしめていた硬土は泥沼になっていた。




9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:21:02.37 ID:eKVRquV80

「あれ、プ、プロデューサーさん?! 大丈夫ですか!!」

「! プロデューサー!!」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:21:34.84 ID:eKVRquV80

 目の前の風景が何もないことに気づく。
目指していたゴールは無くなり、暗闇が口を開けて待っていた。




11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:22:13.19 ID:eKVRquV80

「り、律子さん! どどどどうしやおう!!」

「……小鳥さん! 救急車呼んでください! 終わったら社長に連絡! 朝練は中止!
 それから、それから……スケジュールの確認も!」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:22:46.68 ID:eKVRquV80

 おい、俺の前を走るな。




13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:23:19.87 ID:eKVRquV80

「…………彼女達には彼が休暇を取ったと伝えよう。」

「活動に支障を出さないため、ですか」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:23:59.16 ID:eKVRquV80

P「……そっか自分で止めたんだ」

 昨日時計の電池を抜いていたことを思い出す。なので今の時刻を知るには携帯を取り出すしかなかった。
液晶を確認しようと思い、止める。手が携帯を持つことを拒んだ。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:24:37.12 ID:eKVRquV80

 アイドル達のスケジュールを見ていると、響が丸一日オフであることに気づく。
最近のスケジュールからするとそれは珍しいことだった。

 響は何をして今日という日を過ごすのだろう。彼女のことだから家族の餌を買い出しに出かけるのかもしれない。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:25:13.97 ID:eKVRquV80

響「みんなー! お昼だぞー!」

 声をかけるとみんなが集まってくる。
愛情をこめて作ったお昼の山が少なくなっていくのを眺めていると嬉しい気持ちになる。
以下略



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