過去ログ - 響「National Holiday」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:25:56.40 ID:eKVRquV80

 おやつ抜きに不満のある二人が近寄ってくる。
ちっちゃい首元とふわふわの背中をかいてあげる。

 お昼を食べ終わったみんなも集まってくる。シマ男はもう眠そうでうとうとしている。自分もベッドの縁に体を預けて目をつぶる。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:26:38.38 ID:eKVRquV80

 ピーンポーン

響「は、はい! 我那覇響起きてます!! ……あれ?」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:27:27.04 ID:eKVRquV80

P「よっ」

 元気よく開け放たれた玄関扉から夏の太陽のような笑顔が弾ける。
笑顔からの驚きが訝しみに変わり、最終的にそれらをごちゃ混ぜにしたような顔が張り付く。
以下略



20:1の名前がおかしなことに。ビーズって入れたからかな?
2013/07/01(月) 20:28:32.31 ID:eKVRquV80

 フローリングの床から直に木の温度が伝わる。
その規則正しい直線に今朝のトラックを思い出す。沈むはずなどないのに足を踏み出すのを躊躇ってしまう。

 立ち止まっているといぬ美に袖を引かれる。されるがままでいると響の自室に辿り着く。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:29:22.26 ID:eKVRquV80

 ドアが開く。
お盆を片手で持っている様子が様になっている。

響「ってあー! なに寝てるのプロデューサー! クッションに座ってって言ったでしょ!」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:30:23.78 ID:eKVRquV80

響「餌ならあるよ?」

 自分の腹の虫だった。
まだ草を食べて生活はしたくない。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:31:16.56 ID:eKVRquV80

響「ほらほら早く! 冷たい水で洗えば頭もさえるぞ!」

P「分かったから、分かったから! 押すな押すな!」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:31:59.57 ID:eKVRquV80

響「ん。自信作に仕上げてあげるからしゃがんで」

P「……お手柔らかに」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:32:32.63 ID:eKVRquV80

響「うっわーすごい人だなプロデューサー!」

 休日のショッピングモールは殺人的なほど混み合っていて、大勢の人間を飲み込む入口を前に尻込みをしてしまいそうになるほどだった。
さながらRPG最終面といった様相。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:33:20.88 ID:eKVRquV80

 ひびきパーティーは ち ず をてにいれた!

響「プロデューサー! 自分このお店がいいと思うぞ!」

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:34:05.07 ID:eKVRquV80

P「……なぁ響、犬みたいって言われないか?」

 並んで歩いていると疑問が口から漏れ出ていた。好奇心旺盛な犬は飼い犬の前を歩き、臆病な犬は飼い主の後ろを隠れるようにして歩く。
行き先の見当がついていないのに自分の前を歩く響の背中あたりから尻尾が生えている気がした。
以下略



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