過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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51: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:25:05.58 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「はなせる ポケモン、ちょっとだけ」
ダゲキ「きいて わかるだけ、もっといる。ニンゲンと いたポケモン、みんなわかる」
52: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:27:50.40 ID:Nvgi9fXko
チュリネ「おはよう! きのみ たべてくれた! ありがとう!」
ミュウツー『う、うむ……』
53: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:29:48.96 ID:Nvgi9fXko
あたりの森は鬱蒼として、それでいて陽射しは強い。
チュリネが滑っていくゆるやかな坂道に、ミュウツーは眩暈を覚えた。
54: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:31:34.38 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「……わかった。でも……」
ジュプトル「おまえ、いつもそうだ。よわむしめ」
55: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:33:22.85 ID:Nvgi9fXko
ミュウツー『そうだったかもしれない……よく憶えていないが』
ダゲキ「よなか……だ、か、ら、ニンゲン きづかなかった」
56: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:36:28.21 ID:Nvgi9fXko
ミュウツー『わ、私の方こそ、いろいろと面倒をかけた。これ以上、貴様やこの森の連中に迷惑をかけるつもりはない』
ミュウツー『体力が戻り次第、ここを出て行く』
57: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:39:44.11 ID:Nvgi9fXko
くだらない理由でポケモンを、本来の生息地でもない森に捨てて行く神経が理解できない。
その上、捨てられたことをさほど悲しんでもいない彼らの様子も理解できなかった。
58: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:40:31.61 ID:Nvgi9fXko
自分の方は、互いに呼び合うのを聞いて、彼らの名前を知っていた。
だが、そういえばこちらから名を名乗った記憶はない。
59: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:42:39.13 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「その、ニンゲンのふく みたいなの、ずっと きる?」
森の中を歩きながら、こちらを見もせずにダゲキが尋ねた。
60: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:44:28.02 ID:Nvgi9fXko
ダゲキを追い越し、ミュウツーはそれだけ言い捨てて歩いた。
するとダゲキもまた歩き始める。
61: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:46:07.72 ID:Nvgi9fXko
ミュウツーが茂みの向こうに視線を向けた。
ふたりが立っているところより少し森の外れに近いところで、リュックサックを背負って歩く人間がいる。
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