過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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922: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/07/22(火) 22:03:31.27 ID:aMV/BRFao

不意に、脳裏にアロエの言葉が去来する。

それが彼のパーソナリティによるものなのか。

それとも、何かを原因とした“状態異常”なのか。

やはりそれも、何ひとつ確証は持てなかった。

彼女の話から判断しようにも、やはり比較する対象がない。


なかなか自分から逸らされない視線に根負けしたのか、ダゲキは深く息を吐いた。

少しだけ考えるそぶりを見せてから、再びこちらを見る。


ダゲキ「はなし……は、わかったよ」

ミュウツー『お前は、いつもそうだな』

ミュウツー『こいつらの方がまだしも、感想としてはいくらか中身があったぞ』


思わず、小さなふたりを顎で示す。

予想通りの返答に、思わずこちらも溜息をついていた。

むろん、本気で責めるつもりがあるわけではない。


イーブイ「ぼくたちの ほうが、えらい!?」

チュリネ「でも、みーちゃん……にーちゃん、いつも こうだよ」

ミュウツー『ああ、まあ……それは確かに』

ダゲキ「……」

ジュプトル「た、し、か、にー」


言いづらそうに口を動かしながら、ジュプトルがけたけたと笑った。

友人たちの『評価』に、ダゲキは困ったように首を竦めてみせた。

『そんなことを言われても困る』という意思表示なのだろう。


ミュウツー『第一、そう首を傾げながら「わかった」と言われても、説得力がない』

ダゲキ「……ああ、そう」


関心が薄いというよりは、上の空だ。




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