47: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:40:56.82 ID:56YF+2pR0
「いえ、そういうことではなくてですね」
「ん?」
八九寺は僕の心中を読み取った風に言った。
48: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:41:51.41 ID:56YF+2pR0
「いや、お前は今の立ち位置でも充分においしいと思うけどな」
「そんなことは、阿良々木さんが主人公だから言えるんですよ!阿良々木さんには、雑談でしか物語に関われない役回りの気持ちなんてわかりませんよ!」
「お前が何を言ってるのか、僕にはさっぱりわからないな!」
49: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:42:36.84 ID:56YF+2pR0
「そいつは…………なんていうか、光栄だな」
「ええ、光栄に思っておいてくださいね」
八九寺は、微笑んで言った。
50: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:43:22.01 ID:56YF+2pR0
阿良々木暦が学習塾跡に着く少し前。
四階にある一つの教室には、ロープで身を拘束された零崎人識と、その横で火の着いていないタバコを咥えて立っている忍野メメの姿があった。
「おいおっさん。いい加減、このロープを解きやがれ」
51: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:44:09.01 ID:56YF+2pR0
「つーか、なんだよあのお札や数珠は。てめえは呪い名かっつーの」
人識がメメに突っ込んでいった後、メメは人識の攻撃をかわして距離をとると、数珠を手に持ち呪文を唱え始めた。
すると、人識の身体からは力が抜けていき、その隙にメメは人識の顔にお札を貼った。
52: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:45:33.21 ID:56YF+2pR0
「あーも、どうでもいいわ」
人識はそう言って、教室の床に寝転んだ。
「んで、俺をどうするつもりなんだ?」
53: ◆m7QL2KBO9Y
2013/07/15(月) 20:46:53.76 ID:56YF+2pR0
今日も短いですが、ここまでです。
ちなみに、この後どうするかは、まだあまり決まっていません笑
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 20:48:43.76 ID:T/ISeGHwo
おつおつ
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/15(月) 22:45:26.39 ID:BT+gqSCp0
乙
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/16(火) 07:28:08.24 ID:Av6E8CFa0
乙
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/16(火) 12:58:42.54 ID:ULNt8JQOo
この先の展開にとても期待してるよ(ニッコリ)
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