過去ログ - 人物語 ヒトシキオーガ
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86: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 21:58:54.50 ID:JGHnRmSz0
「……えっと、その女の人は、自分の事をどういう風に名乗っていましたか?」

聞きたくなかった。

だが、聞かずにはいられなかった。
以下略



87: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 21:59:47.22 ID:JGHnRmSz0
「ん?そういや、あんたよく見るとあの女と顔が似てんな。もしかして、あんたの妹なんじゃねえの?」

そう言って、零崎さんは僕の方に顔を近づけてきた。

鋭い。
以下略



88: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:00:36.91 ID:JGHnRmSz0
「そうですよ。だいたい、そんな奴が妹だったら、仲が悪いくらいじゃすみませんって。それこそ、家族の縁を切りますよ」

嘘を嘘で固めるというのは、こういう事をいうのだろうか?

「まあそりゃそうだな。けど、案外うちの兄貴はそういう妹を欲しがりそうだな。つーか、あいつは妹ならなんでもいいのか」
以下略



89: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:02:30.69 ID:JGHnRmSz0
「お、やっと着いたか」

「これ、なんですか?」

「俺に聞くなっつーの」
以下略



90: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:03:22.45 ID:JGHnRmSz0
「っ!?」

そこに現れたのは、真っ赤な鬼だった。

否。
以下略



91: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:04:11.19 ID:JGHnRmSz0
薙ぎ払われた零崎さんは、不意を突かれたせいかろくに受け身もとれずに地面に転がり、そのまま意識を失ってしまった。

当たり前だ。

誰だって、突然現れた正体不明の化物に襲われたらそうなるだろ。
以下略



92: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:05:08.85 ID:JGHnRmSz0
僕は零崎さんの華奢な身体を背負うと、一目散に階段に走った。

「えっ?」

階段の一歩目を踏み出そうとしたけれど、いつまでたっても右足が地面に着かない。
以下略



93: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 22:08:17.27 ID:JGHnRmSz0
今日はここまでです。
遂に書き溜めがなくなってしまったので、次はもう少し先になります。


94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 22:11:23.71 ID:Nq/7GHALo

気になると所で切りよる…
阿良々木くんと人識の会話良いね


95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/19(金) 23:07:59.33 ID:dUB5F3qH0



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/20(土) 07:24:29.89 ID:JmiVhbZ40



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