過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」12
◆X/Lv.1Xswo
[saga]
2013/07/14(日) 00:04:35.86 ID:cNbElzG40
皆本はまっすぐにマミの瞳を見つめた。
何を言われるのかとマミは首をかしげる。
「バベルに来て、魔法少女や魔女の研究に協力して欲しい。もしキミが望むので
あれば正式にバベルの特務エスパーとしてキミを採用することも考えている」
「えっ!? 私が……特務エスパー?」
マミは呆気にとられた。
「ってことは、あたしたちの同僚になるんだ!」
薫はうれしそうにマミの方を眺めた。
顔よりも若干下の方に視線がずれているのは、おそらく胸を見ているからだろう。
「まあ、そうするしかないわよね。まさかタダ働きさせる訳にもいかないし」
一方、紫穂は興味なさ気につぶやく。こうなることは予想がついていたらしい。
「タダ働きじゃないって……お給料が出るの?」
まるで考えてもいなかったとでもいうのか、鳩が豆鉄砲を食らったような顔で
マミはたずねた。
「それなりの給料は出るで。もっともウチらはその給料、親に管理されてもうて
手元には小遣いぐらいしか入ってこーへんけどな」
葵はメガネを直しながらそう言った。
「それなりなんてもんじゃない。普通に就職するよりは確実に高い給料が出る。
ボクよりこいつらの方が給料が高いからな」
皆本が説明を付け足す。
すると、マミは唖然としたままゆっくりと口を開いた。
「私、親がいないから全部自分で使えるわ。国家1種より高いお給料……」
魔法少女の契約の代償とはいえ、どうして今までタダ働きなどということを
してきたのだろうか。
自分のやってきたことにかなりの貨幣価値があるということに、マミは
今の今までまったく気付かなかったのだ。
そして、そんな自分に唖然とした。
だが――
「少しの間、考えさせてください」
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