過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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172:EPI「トラスト ミー」7 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/10/14(月) 23:26:49.34 ID:RP3bLdmr0
「待った! 職務に関する機密事項だ。透視は厳罰だぞ!」

皆本の言葉に、さすがに紫穂も手を止めた。

「そう言っといて実はマミさんのおっぱいを見るのが目的じゃないだろうな?」

薫はキッと皆本をにらみつける。

「断じてそれはない」

皆本はきっぱり答える。

「皆本はんにその気が無くても、相手がどうかはわからへんな」

「一度マミさんもシメとかないといけないかもね」

葵と紫穂は黒い含み笑いを漏らした。

「き、きみたち、くれぐれも余計なことはしないように。
っていうか任務だ、早く行くぞ」

「「「はーい」」」

必死な皆本に対して、『ザ・チルドレン』の三人は気のない返事をするだけだった。


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「『ザ・チルドレン』はユーリを使って現場に出させた。
後は、うちの洗脳エスパーがキミの言う侵入経路を使って目的を果たすだけさ」

ギリアムは穏やかな笑みを浮かべて語る。

「杏子はキミのところの洗脳エスパーである前に、ボクの魔法少女なんだけどね」

そのかたわらで、猫のようなウサギのような、変な小動物が人語を発した。

「どっちでもいいじゃないか。これはお互いにとって利益になることだよ」

「そうかい。本当に他意がなければいいんだけど、人間は言っていることと実際の
行動が食い違うことが多々あるからね」

小動物は疑り深くそんな言葉を漏らした。

「そこは信じて欲しいな。僕ら『ブラックファントム』はあくまで商売人だからね。
取引相手に損をさせるようなマネはしないさ」

「そうあることを祈るよ」

小動物はそれだけ答えると、するすると流れるように机から降りて、姿を消した。


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