過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」3
◆X/Lv.1Xswo
[saga]
2013/07/13(土) 23:56:33.92 ID:mdJL4y3H0
お菓子をつまんでいた少女も同じく不満のようだった。
彼女の紫がかった髪の毛はゆるやかなカーブを描き、発育の良い体格と共に
女性らしさをアピールしているかのようだった。
皆本と呼ばれた優男は、気持ちを整えるようにメガネの位置を少し調整した。
「……それが、聞き込み調査をした結果、この町には『魔法少女』がいて
モンスターを倒しているという情報が何件も寄せられてるんだ」
皆本の言葉に、三人の少女はきょとんとして目を合わせる。
「皆本はん、仕事しすぎで疲れたんとちゃうか?」
「ありゃー、皆本までティムやバレットに影響されちゃったか」
「二次元に走ることで、私たちに手を出したい欲望を抑えているのね」
そして、口々に余計なお世話な発言をした。
「違う、ボクじゃなくて聞き込み調査の結果だ!」
皆本は即座に三人に対して怒鳴った。
「せやったら、ホンマに『魔法少女』なんてもんがおる言うんか?」
「『魔法少女』と普通の人がみたら思うような何者かがいるんだろう」
メガネの少女の質問に対して、皆本は角度を変えた答え方をした。
「魔法少女……変身バンクで裸になったり、戦いでしょちゅうパンチラしたり……
会いたい! あたし魔法少女に会いたい!」
赤毛の少女は、鼻息を荒くして拳を握りしめた。
「魔法少女に会いたい言うだけなら、歳相応の乙女やな。
その動機がエロ親父やけど」
メガネの少女は呆れたようにつぶやく。
「ただのコスプレマニアの高レベルエスパーってことも考えられるわね」
紫がかった髪の少女が、夢も希望もない推測をする。
「それはそれで、頼み込めばパンチラ撮影ぐらいさせてくれると思う」
しかし赤毛の少女は気落ちしないようだ。
「あのな、ボクらはコスプレ撮影に行くわけじゃないんだ。
その『魔法少女』が戦っているという未知の化物とも戦わなければならない
かも知れない。危険性の高い任務だからもっと緊張感を持ってくれ」
「「「はーい」」」
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