1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:30:03.98 ID:/TTlpaEeo
エレン「ん、遅かったなコニー。腹の調子でも悪いのか?」
コニー「あぁ、いや……ちょっとな」
アルミン「あれ……コニー、その痣どうしたの? もしかしてトイレに行ってる間に怪我を?」
ライナー「また随分派手にやったな。しかし顔面とは、どうやってそんなとこを怪我したんだ?」
ジャン「大方こけてどこかにぶつけでもしたんだろ」
コニー「……こけたってわけじゃねぇんだけどよ」
マルコ「? じゃあどうしたんだ?」
コニー「その……ユミルに、まぁ」
ベルトルト「……?」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:35:16.49 ID:/TTlpaEeo
アルミン「ユミルにって……ケンカでもしたの?」
コニー「ケンカっつーか、うーん……」
ライナー「なんだ? 一体どうしたってんだ」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:40:10.62 ID:/TTlpaEeo
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それは十数分ほど前、コニーがトイレに抜けた時のことだった。
廊下を1人歩き、用を足しに向かうコニー。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:45:08.40 ID:/TTlpaEeo
コニー「もしかしてアレか? あいつサボってんのがバレて教官に呼び出されてたとか」
クリスタ「あはは……うん、その通り。
だからサボっちゃ駄目だって言ったのにユミルってば……まったく」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:50:30.19 ID:/TTlpaEeo
クリスタは、自分の頭に何かが触れた感触を覚え、息を呑む。
その時初めて、コニーの目は自分の頭に触れている何かに向いているということがクリスタには分かった。
コニー「うわ……こいつはなかなか……」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:54:21.80 ID:/TTlpaEeo
クリスタ「ぃっ……ひ、ヤ、ヤダぁ……」
コニー「オ、オイ泣くなよ。クモぐらいでよ……」
クリスタ「と、取って、コ、ニー……!」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 19:57:48.94 ID:/TTlpaEeo
コニー「後ろを向けクリスタ! こっちに背を向けろ!」
クリスタ「う、うん……!」
コニーの指示に従い、今にも崩れ落ちてしまいそうな足腰を奮い立たせ、
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/24(水) 20:04:18.45 ID:/TTlpaEeo
あ、直接的ではないにせよネタバレがあるので一応アニメ派の人注意です
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:04:59.74 ID:/TTlpaEeo
コニー「なっ……服の中に入りやがった!」
クリスタ「ひ、ぁっ……ぃやぁあ……!」
クリスタは絶望した。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:08:18.66 ID:/TTlpaEeo
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ジャン「オイ、ちょっと待て」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:12:37.60 ID:/TTlpaEeo
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コニー「出て来いこのクモ野郎!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:17:06.50 ID:/TTlpaEeo
クリスタ「そこじゃな……ひぃっ!」
コニー「な、なんだ、どうした!?」
クリスタ「ま、前に! 前にぃい!」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:23:50.81 ID:/TTlpaEeo
ユミルは、とにかく混乱していた。
教官の説教を受け終え、自分を待っているはずのクリスタのところへ向かうと、
何やら怪しげな声が聞こえ、気配を感じる。
不穏な空気を感じ取り足を早めたユミルが目にしたのは、
まさに前述した通りのそれはもうすごい光景だった。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:29:02.53 ID:/TTlpaEeo
クリスタの蚊の鳴くような、助けを求める声。
それを聞いた瞬間、ユミルは一切の合点が行った。
自分が僅かに抱いたクリスタへの疑念がすべて否定され、安堵した。
と同時に混乱の全ては怒りへと変わり、その矛先は……
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:34:12.90 ID:/TTlpaEeo
ユミル「きったねぇ手でクリスタを犯しやがって……」
コニー「ま、待てよ! オレはただ、中に……」
そこまで言い、コニーは今度は自発的に口を止めた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/24(水) 20:36:53.32 ID:e++076GDO
コニーしね。ぶっ殺せ
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:39:50.26 ID:/TTlpaEeo
コニー「オイ、ユミル! 今のでわかっただろ! オレは……」
ユミル「てめぇまさかクリスタの中に出しやがったのか……」
コニー「は? イヤ、中にっつーか、外にだけど……」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:45:49.14 ID:/TTlpaEeo
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クリスタ「――というわけなの」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:50:50.58 ID:/TTlpaEeo
ユミルのその言葉を聞いた、数秒後。
クリスタ「っ〜〜〜〜!!」
クリスタの顔は耳まで一気に赤くなった。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 20:56:24.26 ID:/TTlpaEeo
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コニー「――というわけなんだが」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 21:02:12.96 ID:/TTlpaEeo
ジャン「なぁコニー。それよりよ……ど、どうだったんだ?」
コニー「え?」
マルコ「ジャン、お前は何を……!」
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