過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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524: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:06:54.54 ID:CYYoNZQK0
結衣の方からしかけてきたのに、俺がそれを否定しなかったら今度は彼女が赤くなって下を向いてしまった。少し沈黙が

続いた後、少し話題を変えるのも兼ねてこちらから話しかける。

「買い物の時は…………悪かったな。一人にさせてしまって」
以下略



525: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:09:08.11 ID:CYYoNZQK0
「今日はあたしの好きなようにさせてもらったけど……その……ヒッキーにだいぶ無理させちゃった、から」

…………なんだ、そんなことか。それは最初から織り込み済みの話だ。むしろそんなことを悟られる方にこそ、問題が

ある。何故なら、いや…………まだ言うわけにはいかない。俺はまた嘘にならない程度の話のすり替えをして答える。
以下略



526: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:12:20.63 ID:CYYoNZQK0

実際にパレードが始まってからは、こちらの心配も杞憂だったようで結衣はただただ楽しんでいる様子だった。薄暗い中

を大量の電飾をつけたフロートが目の前をゆっくりと通って行く。そのたびに、結衣の頬や瞳にその光が映り込む。その

以下略



527: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:17:21.93 ID:CYYoNZQK0
「ヒッキーも…………して?」

上目遣いの潤んだ瞳でそう言うと、彼女はいったん両手を顔から離した。そしてパレードの方に向き直ってから自分の頬

をちょいちょいと指さす。え?なに?これ俺もやらないといけないの?さすがにそこまでは…………。逡巡している間に
以下略



528: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:23:32.22 ID:CYYoNZQK0
「い、いいか?」

俺の問いかけにほんの少しだけ首を上下させて肯定の返事をする結衣。俺は彼女に顔を近づけつつ、周りを見やる。周囲

は薄暗いしゲスト同士ではあまり顔もよく見えないくらいだった。でも、結衣の顔はよく見える。もう鼻と鼻がくっつき
以下略



529: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 01:26:22.23 ID:CYYoNZQK0
個人的にはやっとここまで来たか、という感じですが今回はこれで終わりです。次回は日・月を目途に。


530:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 02:18:55.56 ID:dH+yaa/40


こういうときのひらがなの破壊力はヤバい



531:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 02:27:37.33 ID:CpIOZy3zo
マッ缶が飽和しておる


532:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 02:34:02.24 ID:9b8B7jC50
どうじでざよならなんでいうんでずがあ''あ''あ''ぁぁぁぁぁぁぁ


533:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 02:34:28.04 ID:tjWQvvroo
先行き不安な感じもあるし初々しさも感じる

何にせよ引きがうまいねー・・・ほんと・・・


534:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 09:52:47.87 ID:d77iQanlo
はわわわわわわわわわ
こんな幸せなカップルの行く末に不幸があるわけがないだろおおおおおおおお


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