過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:12:29.79 ID:0BVq5QXS0
Mだから、俺の青春ラブコメはこれからもまちがっていける。
コンコン、と扉をノックされる音が聞こえる。
以下略
849
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:15:15.87 ID:0BVq5QXS0
「……とりあえず座りましょう」
「そ、そうだね」
「……おう」
以下略
850
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:17:57.92 ID:0BVq5QXS0
そう、俺は…………折れてしまったのだ。
臆病だから、ずっと踏み出すことができなかった。
でも、それを言い訳にするのも限界に来ていて臆病者なりの考えで告白して付き合う方法を考えてはみた。
以下略
851
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:20:36.75 ID:0BVq5QXS0
「まぁ……由比ヶ浜さんがいいなら、私も今ここでこれ以上追及する気はないわ。ただ、これだけは言っておきたいの。
比企谷くん、あなたのせいで土曜日の夜は大変だったのよ。電話口での由比ヶ浜さんのあの取り乱しぶり……」
「わ、わ〜!ゆ、ゆきのんそれ今言わないでよ〜!」
以下略
852
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:23:21.51 ID:0BVq5QXS0
「あ、あと……そうだ。別に、その……なんだ?優しいのは由比ヶ浜だけじゃなくて雪ノ下もだろ?方向性は違うけど」
「え?」
唐突な俺のフォローに雪ノ下はきょとんとする。由比ヶ浜はそんな彼女の反応を見て笑みを浮かべた。
以下略
853
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:26:26.67 ID:0BVq5QXS0
「ああ、それとたぶん…………私は、またあなたに“そういう”優しさを発揮する時が来るのでしょうね」
「……どういうことだ?」
「つまり、さっきあなたは私たちに心配と迷惑をかけたと謝っていたけど…………今後そういうことが起こらないのか?
以下略
854
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:30:07.86 ID:0BVq5QXS0
そんな彼女をよそに俺の口から出てきたのは、まぁ…………相変わらずな内容だった。
「確かに、さっき由比ヶ浜には『ずっと一緒にいよう』と言った。しかし、恋人としてずっと一緒にいようなどとは一言
も口にしていない。それに、俺の自分勝手な行動でお前やその周りの人間まで巻き込んだら悪いしな。だから……」
以下略
855
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:33:04.68 ID:0BVq5QXS0
「……さすがにここまでいくと由比ヶ浜さんの楽観的思考にも感心せざるを得ないわね。比企谷くんにはそんな意図は
まったくなかったのだろうけど。彼が折れるというのも頷ける話だわ」
「ど、どういうことなんだよ。二人だけで納得して……なんで由比ヶ浜はニヤニヤしてるんだ」
以下略
856
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:35:51.00 ID:0BVq5QXS0
「比企谷くん」
「は、はい」
「先週も言ったとは思うけれど…………これからは、なるべく先に相談してね。たとえ他に方法が見つからなかったと
以下略
857
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/22(火) 22:39:54.48 ID:0BVq5QXS0
雪ノ下が元の笑顔に戻ると、俺と由比ヶ浜は揃って安堵のため息を漏らす。それを見て彼女もふっと息をついた。話が
一段落して、再び部屋の中は静寂に包まれた。
以下略
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