過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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23: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 21:06:39.48 ID:WgdoOi2Io

漫「まぁ、サンドイッチやけどね」

とは言え、それはあんまり手の込んだものやない。
手作りなのでまったく手間がかかっていないとは言えんけど、お弁当ほど手が混んだものって訳でもなかった。
まぁ、サンドイッチやったら外しても後で摘めるし、お弁当よりは気持ちも軽く映る。
外した時の痛々しさもお弁当よりもマシなはずやし…ベターなチョイスだったはず。

京太郎「いや、夕飯も近いですし、そっちの方が良いですよ」

そう言ってくれる京太郎君がうちの気持ちをどれだけ汲み取ってくれとるかは分からへん。
けど、その表情には嘘はなく、心底、喜んでくれとるのがはっきりと伝わってくる。
それにうちも嬉しくなって、今度こそ身体を離した。
瞬間、京太郎君に触れていた肌を秋空の冷たい空気撫でるものの、それに怯む事はない。
それよりも今はそんなに喜んでくれている京太郎君にご褒美をあげたいと、うちはトートバッグの中からランチケースを取り出した。

漫「はい。どうぞ♪」
京太郎「うす。やばい…匂いだけでも美味しそうだ…」

うちの手からランチケースを受け取った京太郎君はクンクンと鼻を動かす。
そのままランチケースを開いていくその顔は今にもヨダレが出そうなものになっていた。
一体、どれくらいの間、休憩しなかったのかは分からんけど、お腹が空いとるのは事実なんやろう。
そんな京太郎君の顔にうちは一つ笑みを漏らしながら、そっと口を開いた。



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