2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/10(土) 00:30:08.49 ID:yybUaRteo
つ、付き合ってだなんて
3: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:31:31.44 ID:OGetzeLF0
時刻は午前四時。外は暗闇に光を射した群青の空が支配している。
まぶたを半分開いた美琴が最初に見たのは、グレーのTシャツを着た上条の後ろ姿だった。
「……おはよう」
4: ◆n9cydZxNSw
2013/08/10(土) 00:35:59.00 ID:OGetzeLF0
忘れていたけど上条美琴同居設定でお願いします。
「美琴も来るか?……って無理だよなぁ」
5: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:43:34.48 ID:OGetzeLF0
数十秒後、白のシャツやら下着やらを色々取り揃えて美琴の前に置いた。
「やっぱ今日は二人で散歩だ。服着たら行こうぜ」
その言葉を聞いた美琴は、嬉々として眼前の着替えに手を伸ばす。
6: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:48:42.93 ID:OGetzeLF0
美琴にルートを聞いたら、「どこでもいい」との答えが囁くように帰ってきたので、いつも自分が走るコースを歩いて、最後に自販機のある公園に着く道を選んだ。
いつもの喧騒の無い学園都市を、上条は美琴をおぶって歩く。
季節は夏だが、この時間帯に吹く涼しい風が上条は好きだった。
いつになく上機嫌なのか、美琴が耳元で話しかける。
7: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:52:32.20 ID:OGetzeLF0
午後五時十五分。
誰にも知られない二人の散歩は、最後の目的地である公園にたどり着いた。
背中の美琴を茶色のベンチに下ろして、ポケットから300円出して自販機に投入した。
自販機に向かう時点で「嫌な予感がする」と感じていた美琴だったが、案の定それは当たるもので、目を向ければ自販機に頭で寄りかかって
8: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:54:50.54 ID:OGetzeLF0
帰宅後、美琴はベッドで手足をばたつかせて激しく悶えていた。
言うまでもなく朝の事なのだが、自分でもペットボトル半分250ml使ってしまったのはまずかったと自覚していた。
唯一の幸運は、公園に誰も来なかった事だろう。
そんな美琴とは裏腹に、上条は密かに次回の散歩の計画を立てていたのだった。
9: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 00:56:54.04 ID:OGetzeLF0
深夜のテンションで恥ずかしい物投下してしまいました。後悔はしています。
何か本当にすいませんでした。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/10(土) 00:59:00.38 ID:HOlD0sss0
乙 これは良い上琴 続くよね?
11: ◆n9cydZxNSw[saga sage]
2013/08/10(土) 01:02:07.14 ID:OGetzeLF0
>>10
ありがとう。
他にメインのssがあるからそれが詰まったらまた書こうと思います。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/10(土) 01:08:42.26 ID:HOlD0sss0
ここはのっとり禁止だから また書いてくれるのを待ってるわ
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