過去ログ - グリP「このたい焼き、食べていいのかな?」
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47:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:44:15.94 ID:wdqbd1lSo
グリP「うめぇ、豚まんうめぇ!」ムシャムシャ

まつり「生地がフワフワ、でも具の歯ごたえがグッドなのです! これはいい豚使っているのです、姫が言うのですから間違いないのです!!」

グリP「桃子も食べようぜ〜、いやっふー!!」
以下略



48:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:44:42.47 ID:wdqbd1lSo
桃子「……ごめっ、ちょっとトイレ行ってくる」スッ

グリP「あ、ああ。いっといれ」

桃子「うん」
以下略



49:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:45:10.98 ID:wdqbd1lSo
奈緒「本日のふぁーすとやっぴー、プロデューサーさん!」

グリP「桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン……」ブツブツ

奈緒「うわ〜プロデューサーさんが壊れたコンピューターみたいになっとる!!」
以下略



50:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:45:53.54 ID:wdqbd1lSo
奈緒「プロデューサーさん、なにかツラいことがあったなら私に話してみい。ちょっとは楽になるで、ほらほら」

グリP「話すとね、すっごい長いんだよ」

奈緒「おお。ばっちこい!」
以下略



51:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:46:22.49 ID:wdqbd1lSo
グリP「なんていうか、なるべくしてこうなった感じだからっ。誰が原因とか、誰が悪いとかいう話ではなくて。しいて言うなら、俺一人が悪かったって感じかな。だから、そんなに奈緒が息巻く必要はないぞ、うんうん」

奈緒「へぇ……。それでも、私ちょっと悲しい」

グリP「あう?」
以下略



52:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:47:17.54 ID:wdqbd1lSo
奈緒「プロデューサーさん。ちょっと見いひん間に随分いろんなアイドルと親しくなってるから、思わず焦ってしもうて」

グリP「ええ?! 奈緒が見聞した一連のどこに俺とアイドルが親しくなった要素があった?!」

奈緒「きっとプロデューサーさんを無職に追い込んで、それから社会的地位と経済力がなくなったプロデューサーをじっくりと籠絡する気なんや!! うわぁ、なんて卑劣な作戦なんや!!」
以下略



53:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:48:51.81 ID:wdqbd1lSo
奈緒「…………………」

グリP「すいませんブヒッ、ワザとじゃないんでブヒッ、不可抗力だったブヒッ」

奈緒「いや、人のモン5個も食うか? 普通」
以下略



54:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:49:19.28 ID:wdqbd1lSo
奈緒「たしかに、これから私とプロデューサーさんは同じ釜のメシを食べる間柄にはなりますけれど」

グリP「……は?」

奈緒「親しき中にも礼儀ありって言いますやん。コレ、夫婦間でも言い得る格言なんでっせ」
以下略



55:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:49:52.08 ID:wdqbd1lSo
奈緒「あー、なんか腹減ってきたわ。もともと胃が豚まん食べるコンディションだったねん。どうしてくれんねん、プロデューサーさん」

グリP「あーっと、冷蔵庫の中で残ったまともな食料と言ったら……。スーパーの袋の中に惣菜弁当が一つ」

奈緒「……半額シールが付いとる上に賞味期限がギリギリ切れとるやん。私になに食わせる気やねん」
以下略



56:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:50:17.42 ID:wdqbd1lSo
グリP「も、もう。……煮るなり焼くなり好きにしてくれよ。……うぅ。最初から俺には向いてなかったんだよ。たったの数時間で、これだけのアイドルを怒らせて、悲しませて、泣かせて、吐かせて。まるで俺はアイドルに嫌われるために生まれてきた人間みたいだ。ぐすっ、……どの道、俺の人生は先に進めない。それならばいっそ、ここで奈緒がピリオドを打ってくれよ。その方が恐らくは楽なんだろう。なんなら、奈緒に[ピーーー]って言われたら、俺は今すぐに死ぬよ」

奈緒「まっ、待ってえな! ちょっと、落ち着いてプロデューサーさん!! プロデューサーさんに死なれたら私が困るねん!!」

グリP「そりゃそうだよな。現実問題、[ピーーー]って言われて人が死んだら後味悪すぎるよな。ごめんな、最後まで。アイドルに責任を押しつけて、最低だ俺。俺は誰の迷惑にもならず、静かに死ぬよ。じゃあな、奈緒」
以下略



57:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:50:57.47 ID:wdqbd1lSo
グリP「――悪かったな、情けない姿を見せてしまって」

奈緒「ううん。嬉しい、プロデューサーさんのそういうところが見られるのは」

グリP「はい、コレ。いちおう俺の家の鍵な」
以下略



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