過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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442: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 20:47:20.23 ID:TInU7+WSo

まこ「大分、疲れとるみたいじゃな」
京太郎「はは…手間掛けてばっかですみません」

まこの心配そうな言葉に京太郎が自嘲混じりの笑い声を返すのは、条件的にはまこの方が辛いからだ。
以下略



443: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 20:56:43.78 ID:TInU7+WSo

まこ「…じゃ、今日の特訓は中止にするか?」

代わりにまこが漏らした言葉は彼女たちの日課に言及するものだった。
それにもたれかかる京太郎の身体がピクリと反応するのは、それを決して彼が望んでいないからである。
以下略



444: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:10:01.76 ID:TInU7+WSo

まこ「それじゃ行くか。荷物は持ったな?」
京太郎「うっす。大丈夫です」

まこの言葉に学校指定のカバンを持ち上げながら、京太郎は小さく頷いた。
以下略



445: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:19:16.24 ID:TInU7+WSo

まこ「今更、京太郎が何かするたぁ思うとらんわ」

「ヘタレじゃしな」と笑いながら付け加えるその言葉は、彼女の本心だった。
幼い頃から雀荘に出入りしているまこは多少は男慣れしている。
以下略



446: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:31:36.42 ID:TInU7+WSo

京太郎「それじゃ…上がらせて貰いますけれど…」

そんなまこに何を言っても無駄だと悟ったのだろう。
その瞳に諦観を混じらせながら、京太郎はそそくさと二階へと上がった。
以下略



447: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:40:27.42 ID:TInU7+WSo

京太郎「(でも…毎回、何か違和感を覚えるんだよなぁ…)」

勿論、客人としては片付いているに越した事はない。
これが彼の幼なじみの部屋のように時折、下着が落ちているとかになると居心地が悪くなってしまうのだから。
以下略



448: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 21:54:17.54 ID:TInU7+WSo

まこ「お待たせ。何かいなげなところ弄っとらんか?」
京太郎「んな事したら怒られるじゃすまないんでやりませんよ」
まこ「って事は怒られんかったらやるんじゃな?」
京太郎「まぁ…考えるくらいはやるかもしれませんね」
以下略



449: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:02:49.51 ID:TInU7+WSo

京太郎「んじゃ…やりましょうか」
まこ「ん」

そう言いながら二人が始めるのは決してサシ麻雀ではない。
以下略



450: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:14:08.15 ID:TInU7+WSo

まこ「(ん…二筒捨ててこっちを探りに来たか…)」

こうして二人きりの『特訓』を始めた頃、京太郎はひたすらまこの河しか見ていなかった。
勿論、それが彼の勝利条件から考えれば、安全策なのは確かである。
以下略



451: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:20:45.32 ID:TInU7+WSo

まこ「(あんまり…構ってやれんのになぁ…)」

最初の頃はまだ完全に初心者であった京太郎に構ってやる事が出来た。
清澄の麻雀部は四人で、団体戦に出るのには一人足りなかったのだから。
以下略



452: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:32:21.36 ID:TInU7+WSo

まこ「(けれど…京太郎は文句を言わん)」

それどころか、率先して雑用として動き、データの収集や整理を手伝ってくれている。
それが有難いと思うものの、同時に申し訳なさをまこは感じていた。
以下略



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