過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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654: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:04:27.43 ID:DtkKb4Jxo

漫「でも、虫よけはちゃんとしとかへんとあかんやろ?」
京太郎「俺そんなにモテないと思うんですけれど…」

そう悪戯っぽく言う漫にとって、それは決して嘘ではなかった。
以下略



655: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:05:00.12 ID:DtkKb4Jxo

漫「うちらだけ見といてくれたら…それでええって事」
京太郎「…む…ぅ」

しかし、その気持ちは輝かんばかりの漫の笑顔にかき消されてしまう。
以下略



656: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:05:39.51 ID:DtkKb4Jxo

………



以下略



657: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:06:14.76 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「んー…こうでしょうか?」

そう言いながら小蒔が見つめているのはある雑誌の1ページだ。
クリスマス特集と銘打たれたそのページには手編みのマフラーの作り方が書いてある。
以下略



658: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:06:44.11 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「どうぞ」
霞「失礼します」

そんな彼女が告げる言葉に一つ断ってから入ってきたのは、小蒔に良く似た顔の女性であった。
以下略



659: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:07:14.13 ID:DtkKb4Jxo

霞「(ううん…それだけじゃないわよね…)」

誰よりも小蒔の身近にいた霞には分かる。
小蒔は昔とは比べ物にならないくらいに明るい少女になった。
以下略



660: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:07:48.34 ID:DtkKb4Jxo

小蒔「次やったら罰ゲームですからね」
霞「ば、罰ゲームって…」

とは言え、それは霞の中でとても小さなものだった。
以下略



661: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:08:16.34 ID:DtkKb4Jxo

霞「…小蒔ちゃんは今、幸せ?」
小蒔「えぇ。勿論です」

断言するようなその言葉は、まったく疑いのないものだった。
以下略



662: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:08:55.98 ID:DtkKb4Jxo

霞「でも、須賀君の傍には一杯、女の子がいるのよ」
小蒔「知ってます。その人たちが私よりも素晴らしい人だって事も」

それでも、紡いだ言葉が負け惜しみなのか、霞自身にも分からなかった。
以下略



663: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:09:32.16 ID:DtkKb4Jxo

霞「…そう。ごめんなさい。変な事言ってしまったわね」
小蒔「良いんですよ。私だって…今の状況が異常だって分かってるんですから」

霞の言葉に、小蒔はその笑みを崩さずにそう返した。
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