78: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:38:23.72 ID:kxAWoUKR0
漫画でもラノベでも、誰も怪我なんて痛そうにしてなかった!
79: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:39:50.13 ID:kxAWoUKR0
やだ! やだ! 嫌だ! そんなの、こんな、だってこれ、怖い!
死にたくないよ!
死にたくないよ!
80: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:42:19.72 ID:kxAWoUKR0
今回の更新はここまでとなります。
手のひら返ししました。筆がのるとはこのことですね。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/01(日) 09:33:51.84 ID:CIUDYwoJo
乙です
手のひらなんてどう使ってもいいので
どんどん続きお願いします
82:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/04(水) 13:10:31.32 ID:I0MAwWEv0
乙!!続きも頑張ってください!!
83: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:14:16.29 ID:vaqxWu9A0
――――――――――――――――――
あたしは二つの死体の片方、ライフルのモデルガンを抱えた、包丁で滅多刺しにされている女の子に歩み寄った。
財布から福沢諭吉を五枚取り出して女の子の傍らに放り投げる。
ひらひら揺れて、血の池に落ちた。
84: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:14:56.58 ID:vaqxWu9A0
腕章「残り7人」
あたしは呟いた。開始二日でもう三人が死ぬなんて、予想以上にペースが速い。まぁけしかけたのはあたしなんだけど、やっぱりちょっとは罪悪感もあるかな。
この能力さえあれば情報戦はいくらでも制することができる。そして情報さえあれば、いくらでも金は手に入るし、武器だってほらこの通り。本物の猟銃だよ?
85: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:16:34.97 ID:vaqxWu9A0
あいつらを観察しているとどうしたってあたしの頭も痛くなる。ハチャメチャは嫌いじゃないけど、あいつらはハチャメチャすぎる。やりたい放題は無節操で嫌いだ。情報が錯そうして整理の余地もない。
そう、情報。私にとってはそれが全てで、世界にとってもそれが全て。
情報を制する者は世界を制する。つまり、あたしが世界を制するというこの完璧な論法。
86: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:17:19.90 ID:vaqxWu9A0
そうして学校まで走って、辿り着いた時には昼食時間に差し掛かっていた。仕方がない。数学のノートを誰かに見せてもらおう。
肩をぐるりと回した。ふぅ、これで少しはリラックスできる。
能力者の気配も1つだけになったことだし。
87: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:18:19.68 ID:vaqxWu9A0
少しだけ肌にピリピリしたものを感じながら、こっそりと校内へと入っていく。保健室の扉を開け、「すいません、頭痛いんですけど」。
熱を測らされる。当然あるわけないけど指示には従わないと。ソファに腰かけながら、僅かに思索を巡らせた。
88: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/11(水) 22:18:45.78 ID:vaqxWu9A0
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六時間目の終了を投げるチャイムが響いた。歴史の教師は板書を辞め、教科書を一瞥してから「次回はこの続きからやるぞ」とだけ言って、鷹揚に教室を後にする。
友人「体調大丈夫?」
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