過去ログ - 青年「変身!!」
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157: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/17(火) 21:18:44.46 ID:NQwOefAB0
「はい」

「お願いします」


以下略



158: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/17(火) 21:19:25.34 ID:NQwOefAB0
しかし。
追い詰められた鼠が猫を噛むように。
ライオンに子供を奪われたシマウマがライオンに襲いかかる様に。

圧倒的な力を覆すのは、決して不可能ではないのだ。
以下略



159: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/17(火) 21:21:09.62 ID:NQwOefAB0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


二つの影が交差する。
片方は黒い体のおよそ正義の味方と思えない化物。
以下略



160: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/17(火) 21:22:11.29 ID:NQwOefAB0
「なら、今してくれてもいいんじゃない?」


青年は苦虫を噛み潰した様な表情で彼女の顔を一瞥した。

以下略



161: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/17(火) 21:26:06.16 ID:NQwOefAB0
今回はここまでです


162:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/18(水) 09:46:18.33 ID:WOHltU5wo
乙おつ


163:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/18(水) 14:02:47.87 ID:WZDgyrDoo
乙です


164: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 21:54:47.37 ID:QltVepZq0
姫の傘が青年の右目目掛けて突かれる。

青年はそれを素早く交わし、カウンターの要領で剣を縦に振るった。
もちろん体制も崩れた一撃が当たるはずもない。
しかしその目は当てる気の無い者のそれでは無かった。
以下略



165: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 21:55:33.89 ID:QltVepZq0
青年の剣が姫の頬を掠める。
姫の傘が青年の脇腹ギリギリを通り抜ける。
青年の剣が、姫の脇腹をほんの僅か裂き、姫の傘が青年の肩を僅かに抉った。

それはゆっくりと、しかし着実に相手を追い詰め、追い詰められていく詰め将棋に似ていた。
以下略



166: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 21:56:33.64 ID:QltVepZq0
姫が彼の行動に気付き、何かをしようとしていた。
だが、それはもう間に合わない。
時間があまりにも足りない。

右手は剣を持ち、振りかぶる。
以下略



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