過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 18:52:26.71 ID:6bIMMG+Io



 昼休み、昼食を食べてから図書室に向かった。

以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 18:56:37.25 ID:6bIMMG+Io



 放課後、すぐに部活に出る気にはなれずに、屋上に向かった。
 彼女は当然みたいな顔で、フェンスのすぐ傍に立っていた。
以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 18:58:35.02 ID:6bIMMG+Io

「わかる?」

「顔色悪いもん。太陽の下だから、はっきり分かる」

以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 18:59:43.66 ID:6bIMMG+Io

 口から溜め息が漏れる。

「この季節はダメなんだよね、俺」

以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:01:51.47 ID:6bIMMG+Io

「それで、どうして落ち込んでるの?」

「うーん」

以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:02:44.67 ID:6bIMMG+Io

 しかたなく、俺は話し始めた。

「……たとえば、きみが一生懸命テスト勉強するとするでしょう。でも、点数はあまり思わしくなかった」

以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:03:41.51 ID:6bIMMG+Io

「極端な話になるけど、勉強してテストの点数があがった奴は、結果が出せた分勉強するのが楽しくなる」

「うん。……いや、どうかな。楽しくはないと思うよ」

以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:05:01.29 ID:6bIMMG+Io

「でもそれって、相手にとってその親切が嬉しくなかったり、見当違いだったり、タイミングが悪かったりする場合もあるでしょ?」

「もちろんそうだろうけど。でも例え話だし」

以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:06:55.81 ID:6bIMMG+Io



 ぎい、と鉄扉が軋む音がした。

以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 19:07:32.82 ID:6bIMMG+Io

「どうしたの?」

 と、俺は声を掛けてみた。後輩はちょっと困った顔をしている。

以下略



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